Slash Games
★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
     
トップ
読み物
カレンダー
Other languages
★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
「Mod」ってなに? アビッドテクノロジーのセミナー「XSI Modラウンドテーブル」(後編)
10月14日
 アビッドテクノロジーが開催した「XSI Modラウンドテーブル」では、XSI Mod Toolを用いた教育例として、IGDA日本代表で、ゲームスクールのデジタルエンタテインメントアカデミー(DEA)で非常勤講師も務めている新清士氏が、同校でのワークショップの実例を紹介した。

 新氏は2003年より同校でオンラインゲームに関する講座を受け持っており、今年からSource SDKを使ったMod開発を授業に取り入れている。新氏は教材にXSI Mod Toolを採用した理由として、初期導入コストの低さにもかかわらず、リッチな開発環境が入手できる点や、マルチプレイだけでなく、シングルプレイのゲーム開発も行える点をあげた。

IGDA日本代表/ゲームスクールのデジタルエンタテインメントアカデミー(DEA)非常勤講師の新清士氏

 現在DEAでは「ネットワークソリューション1」「2」という2講座が開かれており、「1」ではMMORPGを中心としたオンラインゲーム産業論、「2」ではワークショップが行なわれている。新氏は前期終了時の感想として、学生の間で自主的な制作取り組みの増加や、ゲームエンジンなど海外の開発情報に対する関心増加などのポジティブな反応があった一方で、カリキュラムの半分程度しか実施できなかった課題点も指摘。原因として開発マシンにある程度のスペックが要求されること(メモリ1GB以上)、ゲーム自体への理解の必要性、全体的な時間不足などをあげた。


 今後の課題と展望については、国内のゲームメーカーでModに対する認識が不足しており、海外と違って卒業制作の評価対象になりにくいこと。ただし今後はコンソールゲームでもゲームエンジンの採用例が増えることから、企業側の認識も変化してくるであろうとのこと。その上で現在はFPSのマップ制作に留まっているが、今後はゲームサーバーの運用訓練や、グラフィッカーとの連携などで、Mod全体の制作プロセスまで含めたカリキュラムが必要であることも指摘した。同校では来年以降もMod開発のワークショップを実験的な教育ラインと位置づけ、進化させていくという。

 また、日本のModコミュニティとして活動しているC-SEC(カウンターストライクエンジニアリングセンター)の成果としてテックデモの紹介もおこなわれた。

C-SECによるテックデモ画面

 最後に星野さんは、Modによるカリキュラム構築上の注意点として「取り組む範囲や課題をはっきりさせる」「実際のコンテンツ制作だけでなく、ツールに習熟する時間をとる」「繰り返し評価を行い、ゲームの改善をさせる」という3点をあげた。また日本では英語ドキュメントという言葉の壁や、PCというインストールベースの小ささ、FPSへの嫌悪感、カリキュラムの未整備といった問題が上げられるが、Half-Life2Modについては、日本語ドキュメントも充実しており、次世代コンソールではゲームエンジンの導入が進むこと、FPS以外のジャンルも開発できること、カリキュラムについては海外の参考例もあることを上げ、積極的な活用をアピールした。

 アビッドテクノロジーでは、今後もユーザーコミュニティなどとの連携により、XSI Mod Toolの普及や教育機関へのアピールを進めていくとしている。

(小野憲史)
(RBB TODAY)
関連リンク|Link
SOFTIMAGE|XSI Mod Tool
C-SEC カウンターストライクエンジニアリングセンター(国内のMod開発コミュニティ)
その他のゲーム情報はSlash Gamesへ
PAGE TOP
新着ニュース
記事一覧へ
リリースRSSによる配信についてバナー広告問い合わせ会社概要プライバシーポリシーリンクについて
RBB TODAY RESONSE e-nenpi.com cbook24.com DOKOYO MONO ONLINE
本サイトの内容は、著作権による保護を受けています。 Copyright (c) 1998-2006 IRI Commerce and Technology, Inc. All Rights Reserved.
IRI Commerce and Technology, Inc.