アビッドテクノロジーはHalf-Lefe2の開発元であるバルブ社と協力関係を結んでおり、「SOFTIMAGE|XSI」をベースにしたXSI Mod Toolを開発し、本年1月からネット上で無償配布している。今回のセミナーではXSI Mod Toolのさまざまな機能の紹介や、XSI Mod Toolを用いた教育プログラムの実例などが披露された。
XSI Mod Toolに関するプレゼンテーションを行ったのは、東京大学博士課程/IGDA日本の星野瑠美子さん。彼女は今秋にアビッドテクノロジーでインターンシップを行い、XSI Mod Toolに関する英語ドキュメントの翻訳を担当した。今回のセミナーは彼女の企画提案をアビッドテクノロジーがサポートする形で行われた。
さらにXSI Mod Toolを使えば、Source SDKに用意された、モデルやテクスチャーなどを読み込んでカスタマイズしたり、自分でオリジナルの素材を作成できる。XSI Mod ToolはSOFTIMAGE|XSIをベースに開発されており、保存形式が限定されていたり、出力機能やレンダリング機能などが一部制限されているほかは、XISの機能をそのまま使用できる。XSI Mod Toolはアビッドテクノロジーのサイトから無償でダウンロードできる。
Modツールの画面
このようにユーザーはHalf-Life2を購入すれば、Source SDK、日本語ドキュメント、XSI Mod Toolを無償でダウンロードして、Modを作成できる。このほかに「Microsoft Visual C++」(有償)と、「Microsoft DirectX SDK」(無償)を揃えれば、素材を作るだけでなく、プログラム面から変更を行い、まったく異なる雰囲気のゲームを作成することも可能だ(カメラを天上に固定して2D風のゲームを作ることもできる)。これにより物理エンジン、シェーダー、表情アニメーション、法線マップなどの最新技術を活用した、ネット対戦ゲームが低コストで開発できる。