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セガの「次世代機」タイトルが続々明らかに― SEGAコンシューマ戦略発表会2005
9月11日
 セガは9月9日、「SEGAコンシューマ戦略発表会2005」を開催した。「充実した下期のラインナップ」、「積極的なパートナーシップ戦略」、「次世代機への取り組み」の3つを戦略の柱として、今後展開していくことを発表。提携した複数のメーカーの代表もゲストとして登場し、セガが精力的な展開を見せていることがわかる発表会であった。ここでは、そのなかから読者が最も気にしているであろう、Xbox 360やPLAYSTATION 3など次世代機用のソフトの開発状況、またオンライン系のゲームなどを中心に報告する。

 それではまず、次世代機用ゲームに関しては、この発表会が初披露となったハイスピードアクション『SONIC THE HEDGEHOG』から紹介していこう。本作はタイトルからわかるとおり、世界的な人気を誇るハリネズミのソニックのシリーズ最新作。同作品の生みの親であり、セガR&DクリエイティブオフィサーGE開発本部本部長の中裕司氏いわく、「2006年以降のアクションゲームの水準を上げる」というクォリティでPLAYSTATION 3とXbox 360で開発が進められている。
 実際に、会場では大スクリーンに実機を想定したデモムービーが上映されたのだが、そのスピード感や美しさはまさに圧巻のひと言。ハイクォリティのCGムービーのレベルでゲームが動くという、あらためて次世代機の性能とセガの開発陣の実力に驚かされる内容であった。また、同作品がシリーズ第1作と同じタイトルである点については、「生まれ変わり」」「原点回帰」を意味するものであり、現在の最新技術や表現力でどれだけエンターテイメントとして作り上げられるかを目指している意味もあるという。発売は、ソニック生誕15周年の来年2006年になるとのことである。

ハイスピードアクション『SONIC THE HEDGEHOG』 ハイスピードアクション『SONIC THE HEDGEHOG』
ハイスピードアクション『SONIC THE HEDGEHOG』

 そしてもうひとつ、次世代機用として大々的なプレゼンテーションが行われたのが、すでに発表済みのXbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』。こちらは、セガとフロムソフトウェアの企画レベルからの共同作業によって開発中の作品である。ご存じの方も多いとは思うが、オンラインプレーをメインにしたゲーム(シングルプレーも充実させる模様)であり、プレイヤーはロボット型の兵器に乗り込み、最大6対6のチーム戦を展開するという内容だ。また、フロムソフトウェアの代表作である『アーマードコア』のように、自機をカスタマイズするという楽しさも併せ持つ。チーム戦では、戦闘や指揮・支援など6種類の役割のいずれかを求められるので、いかに求められる役割をこなせる機体にカスタマイズしていけるか、自機ならではの機能を活かして連携をいかにうまく行えるかなどが、ポイントとなってくるようだ。

 フロムソフトウェアの代表取締役の神直利氏も壇上に登場し、セガとのコラボレーションのやりがいや、2006年の発売を目指して開発中であることなどが語られた。また、本作も実機を想定したデモムービーを上映。複数のロボット型の兵器が、敵味方に分かれて激戦を展開する様子は、あまりにも迫力がありすぎて、とても実機想定というのが信じられないほどであった。なお、神氏はユーザーに対して「戦友とともに戦うという感覚を楽しんでほしい」とのこと。来年には各所で激しいチーム戦が繰り広げられそうな予感である。

Xbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』 Xbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』

Xbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』 Xbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』
Xbox 360用チーム型ネットワークアクション『CROMEHOUNDS(仮)』

 続いては、既存のプラットフォーム用のオンラインゲームについて。セガといえば、SFオンラインRPG『ファンタシースターオンライン ブルーバースト エピソード4』が稼働しているが、その『ファンタシースターオンライン』シリーズの流れを汲む最新作が、この冬に登場する。それが『ファンタシースターユニバース』だ。プラットフォームは、PlayStation2とWindowsを予定。特徴的なのが、『ファンタシースターオンライン』シリーズとは異なり、“シングルプレーもできる”というレベルではない点。主人公の少年イーサンとしてグラール太陽系を舞台に冒険できる、ガッチリとしたストーリーモードが用意されているのである。そのあとにオリジナルキャラクタを作成して、同じ世界観を舞台にしてネットワークモードを楽しめるという具合だ。いってみれば、シングルプレーゲームとオンラインゲームの2本がワンセットになったようなお得な作品なのである。こちらはかなり開発が進んでいるので、発表会の際にはプレイアブルデモ(ストーリーモード)の最新版をプレーできた。TOKYO GAME SHOW 2005にも出展予定なので、興味のある方は、要チェックである。

 そのほか、今回の発表では、海外で人気のあるソフトパブリッシャーTHQ、『かまいたちの夜』シリーズのチュンソフト、『シーマン』のビバリウムの3社との提携も発表された。今後、THQのアクション『DESTROY ALL HUMANS(仮)』、チュンソフトの『かまいたちの夜』シリーズの新作、そしてビバリウムの『シーマン2』などがセガからリリースされていく予定だ。特にチュンソフトとは、中期的なコラボレーションのようなので、現在発表されているタイトル意外にも、多数の未発表のタイトルがある模様。要注目のコラボレーションである。

 秋から来年にかけての怒濤のリリース、フロムソフトウェアを初めとする国内外の著名メーカーとのコラボレーション、そして次世代機への取り組みなど、実に精力的なセガ。ここしばらくは、その動向から目を離さない方がいいことをヒシヒシと感じさせる発表会であった。

(ライター デイビー日高)
(RBB TODAY)
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