★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
-->
トップ
読み物
カレンダー
Other languages
★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
「非常に良い感触を受けている」 -ECOのβサービスでブロッコリー木谷氏
9月7日
ガンホー・オンライン・エンターテイメントは、トリオ・ECO(ガンホー・ブロッコリー・ヘッドロックの3社)が進めるハートフルMMORPG「エミル・クロニクル・オンライン」(ECO)の現状と展望について記者発表を行った。壇上に立ったのはガンホー社長の森下一喜氏と、ブロッコリー会長の木谷高明氏。両者はオープンβの現状やアップデートの予定、キャラクター商品展開などについて説明。東京ゲームショウを前に、今後の展開の一端が明らかにされた。
(左)ガンホー社長の森下一喜氏(右)ブロッコリー会長の木谷高明氏
冒頭で木谷氏は「ここ1〜2か月の間、取材に見えられた多くの記者の方から『ECO』について質問や問い合わせが続き、非常に良い感触を受けている。堅い内容で取材に見えられた方でも、『ECO』の話になると前のめりになって尋ねられるほど」と語り、大きな手ごたえを受けている様子を感じさせた。
続いて森下氏から8月19日に始まった「ECO」のオープンβの現状について説明がなされた。森下氏によると、現在の登録会員数19万人強で、同時接続者数1万人、ユニーク接続者数が1日3万人とのことで、会員数の急速な伸びに驚いているとのこと。またカスタマーサポート宛に送られる要望の数も、同社が展開しているほかのMMORPGに比べてもっとも多く、感謝すると共に自分たちも驚いていると述べた。
森下氏は続いて「ECO」の基本的な世界観について説明した。それによると「ECO」の世界は現在実装されているエミルの世界(アクロニア大陸)のほかに、パラレルワールドとして天上に「タイタニアの世界」、地底に「ドミニオンの世界」があり、それぞれ移動が可能な交通手段が存在するとのこと。もともとこれらは、高度に文明を発展させた人類が、宇宙と地中から資源を確保すべく移動手段を用意したものの、それらがパラレルワールドに繋がってしまった結果、発見されたものだという。
エミルは人類が住む世界で、タイタニアは光る輪と羽を持つ「天使」たちが住む世界。そしてドミニオンは黒い羽と尻尾を持つ「悪魔」たちが住む世界。3つの世界が繋がった結果、人類の文明は崩壊し、生き残った人々が残された大地と遺跡に集い、新しい歴史を歩み始めることになった。そして今、大地には3つの種族が入り乱れて生活している。現在はアクロニア大陸の一部しか公開されていないが、時期を見てタイタニアやドミニオンの世界もアップデートされていく予定だ。
このように一般的なMMORPGが、新大陸の実装など「横の広さ」を提供するのに対して、「ECO」は「縦の広さ」もあわせて提供していくとのこと。「ECO」にはマリオネットシステムや憑依システムといった新システムが数多く実装されているが、世界の広がりについてもなかなかにユニークだといえる。
アクロニア大陸(グレー部分はまだ公開されていない部分。タイタニア、ドミニオンの両ワールドも、それぞれ異なる大陸やグラフィックとなる)
壇上では「ECO」の職業ツリー概念についても紹介された。現在は12種類の1次職を選ぶことができるが、レベルアップによって高位の2次職に進めるようになる。2次職はそれぞれ2つずつ用意されており、詳細は東京ゲームショウで公開される予定だ。
またオープンβユーザーのレベル、職業、種族別の分布図や、キャラクターの男女比についても公開された(キャラクターの男女比は、実際のプレイヤーの男女比とは異なるので注意)。注目したいのは、種族についてはおよそ2人に1人がエミルを選んでいるのに対して、タイタニアを選んだユーザーは、4人に3人が女性キャラクターを選んでいる点だ。「ECO」は「かわいらしさ」を前面に押し出したビジュアルイメージが特徴だが、その中でも天使のイメージのあるタイタニアの女性キャラクターは、特に注目度が高い、というところだろう。
記者会見の後半では、木谷氏から「ECO」のキャラクターグッズ展開についても説明がなされた。木谷氏は第一段としてタオルと帽子、Tシャツを披露。東京ゲームショウ会場で販売の予定だという。まずはユーザーに着用したり、使ってもらって「目立つ」グッズを展開し、年末をめどにストラップなど、身につけて使用する小物系を追加していくとのことだ。またゲーム内のアイテムや、雑誌、アンソロジーコミック、絵本といった商品についても、ゲームとうまく連動する形で展開していきたいという。
タオルはマイクロファイバー繊維を用い、きめ細かいプリントがなされている。帽子はデザインやカラーが変更される可能性がある
ただし木谷社長によると、ユーザーはある程度ゲームやゲーム内のキャラクターに感情移入しなければグッズは買わないという。今は店頭の商材を揃えたり、グッズを出すことでさらなるユーザー数の拡大をめざす時期で、年末以降の商材については、実際の課金ユーザー数などを見ながら展開していきたい、とコメントした。
今回の記者発表の中でもっとも注目度が高く、記者からの質問も相次いだのが「シアター」の実装だ。これは「ECO」ワールドの中にシネコンのような映画館を作り、実際の映像をストリーミングで配信するというもの。これは木谷氏の要望で実装されたもので、映像配信による広告効果なども狙うという。「たとえばの話ですが、『ギャラクシーエンジェル』の新作アニメなどをシアター内で配信してもいい。今日の記者会見の模様などを流してもおもしろいし、ここでアイドルをデビューさせたりしてもいい」(木谷氏)。
もっとも、あまりに突飛なムービーでは、逆に「ECO」の世界観が歪んでしまう。そのため最初は「洒落ですむ範囲内で、様子を見ながら進めていきたい。動画の尺も5分〜10分程度の物をどんどん流していく方が、性格にあっているんじゃないか」(木谷氏)。ただし木谷氏によれば、MMORPGは現実とは違うもう一つの世界で、だったら現実のような施設が数多くあった方が、「何かおもしろいことがないかな」と世界をうろつくユーザーを捉えるフックになる、という。「現実社会では、自分の国が嫌だからといって、自由にほかの国に移住することは難しいが、MMORPGなら自分で住みたい国を簡単に選ぶことができる。ユーザーがシアターなんていらないといえば、すぐに壊せるのもデジタルのいいところ」(木谷氏)というのは、なるほど一つの見解だろう。
ちなみにシアターの実装時期については、同じく東京ゲームショウで発表予定とのことだ。運営が軌道に乗れば、広告ムービーや有料コンテンツなどの配信も予定されている。ほかに「ECO」については、アイテムや物品をワールド上で販売するeコマース的な展開や、携帯電話ゲームとのゲーム内連動の可能性など、幅広いビジネスモデルについても検討中とのこと。また、こうした展開が素早く行えるのが、「ECO」の国産MMORPGとしての強みだという。ユニークなゲームシステムやかわいい系のビジュアルだけでなく、コミュニティによるビジネス展開という意味でも、MMORPG界に一石を投じそうだ。
(ライター 小野憲史)
(RBB TODAY)
関連リンク
|
Link
エミル・クロニクル・オンライン
その他のゲーム情報はSlash Gamesへ
自分のPCのOSをWindows 7に変更したいですか?
変更したい
変更したくない
わからない
現在の状況
過去の結果を見る
リリース
|
RSSによる配信について
|
バナー広告
|
問い合わせ
|
会社概要
|
プライバシーポリシー
|
リンクについて
本サイトの内容は、著作権による保護を受けています。 Copyright (c) 1998-2006 IRI Commerce and Technology, Inc. All Rights Reserved.