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★ Slash Gamesは、2007年6月1日より「インサイド」になりました
年収2500万円プロゲーマーもいるe-Sports、日本の最新動向は― SIG-OG第4回研究会
11月1日
 ブロードバンド推進協議会は10月30日、オンラインゲーム専門部会(SIG-OG)の第4回研究会を開催した。e-Sportsをテーマに、ビジネスとしてのe-Sportsや今後の課題などについて後援とパネルディスカッションがおこなわれた。

犬飼博士氏
テクノブラッド イベント事業部ディレクター 犬飼博士氏

 World Cyber Games(WCG)とCyberathlete Professional League(CPL)という2大国際e-Sportsイベントの日本窓口となっているテクノブラッド イベント事業部ディレクターの犬飼博士氏は、WCGやCPLをはじめとしたe-Sportsイベントの国内外における現状や、プロゲーマーについて講演を行った。犬飼氏は、WCG2004日本予選、CPL2004夏・冬日本予選の総監督をつとめる、日本のe-Sportsの第一人者。
 e-Sportsを「コンピュータでするスポーツ」と定義、オンライン(インターネット)やオフライン(LANパーティ)でプレイされていて、中国、韓国、ロシアなどでは国家レベルで推進する動きがあることを紹介した。また、海外ではプロゲーマーが職業として成立してきており、韓国のTVリーグで活躍するイム・ヨハンは、LG/IBMのPC CMに出演するなどで年収2500万円を稼いでいるという。

土屋哲夫氏
LEDZONEを運営するナムコ 土屋哲夫氏

 また、ナムコでカウンターストライクネオによる実験店舗、LEDZONEを運営する土屋哲夫氏(ナムコ 事業開発グループ LANエンターテインメントプロジェクト マネージャー)は、LEDZONEと一般的なネットカフェとの違いや、インターネット経由でなくオフラインで対戦できる環境の必要性を語った。
 LEDZONEは現在、蒲田、池袋、南松本の3店舗で、カウンターストライクの日本カスタマイズ版「カウンターストライク ネオ」のみを提供するのが特徴。e-Sportsのビジネスとしての成立について、サッカーJリーグと同様に、世界大会(WCG/CPL等)への取り組みのほか、地元密着型の国内リーグの育成や、(サッカーにおけるカズ、ゴン、中田のような)ヒーローの登場、プレイヤー人口増加のための裾野拡大などが必要だと述べた。

パネルディスカッション

 その後のパネルディスカッションでは、講演を行った犬飼氏、土屋氏に加え、e-Sportsに詳しいフリーライターの杉山淳一氏が登壇、日本でのe-Sportsの今後について討議が行われた。

 この中で犬飼氏は、e-Sportsに関しての日本と海外の情報格差が大きいことについて、その原因として日本では家庭用ゲーム機が主流なためにPC用ゲームへの興味が低いことと、こうしたe-Sportsについての情報が英語で提供されていることが障壁になっていると述べた。また杉山氏は、e-Sportsの情報がまだゲームメディアに閉じているが、たとえば野球やサッカーはスポーツ紙に限らず取り上げられており、情報が専門誌に閉じなくなることが必要だと指摘した。

 SIG-OGは、ブロードバンド推進協議会が主催する、オンラインゲームに関する問題を取り扱う研究会で、第5回は12月の開催が予定されている。
(伊藤雅俊@RBB)
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