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コピーガード技術に大きな特徴を持つ音楽配信サイトが今年からスタート!
MaXMuseマックス・インターナショナル廣田氏インタビュー
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| マックス・インターナショナル株式会社 取締役副社長 廣田昭 氏 |
−あらたに音楽配信MaXMuseのサービスを開始したとうかがいました。最初に、御社の概要およびサービスの概要、特徴などをお聞かせください。
廣田:最初に、私どもは、単なる一音楽配信会社にとどまらず、ITによる日本の音楽産業の更なる発展を志している会社であることをご理解頂きたいと思います。
総務省によればインターネット接続サービスが昨年末2,900万件に達して、今や日本はネット先進国であることが強調されていますが、ブロードバンドをビジネスに活かしてこそネット先進国と言えるのではないでしょうか。お隣り韓国のように、昨年度、正常な音楽産業規模が6億米ドルに対し、違法なデジタルマーケットが同じく6億米ドルあるようでは、自慢になりません。日本がこの進んだネット環境を、違法なコンテンツの巣にするのではなく、更に大きな音楽産業の場にするために、私どもの社長である藤原純二が言うには、ユーザニーズに合わせることが第一で、同時に、しっかりしたセキュリティー確立ということが大切だということです。今回この2つが実現し、まず音楽配信をスタートしたということです。
日本の場合、CDマーケットは年3億枚、その他にレンタルがあります。また、音楽用に使われると考えられるCD-Rが年2億6,000万枚あります。ユーザニーズはCDの形をした音楽にあるのです。家でも車中でもCDが一番愛用されています。そして、音楽配信の場合、作成したCD-Rのセキュリティー確保が必要であり、我々はその道具作りから入りました。マクロヴィジョン社がCDのコピーコントロールの技術を開発していましたので、一早くネットワークビジネスに使うためにマクロヴィジョン社と手を握り、その技術をCD-Rバーンに利用した音楽配信サイトを構築したのがMaXMuseです。
音楽配信が本当に、ユーザニーズに応えた音楽産業たるにはCD-Rに焼かせなければならない、これが第一です。しかし、そのCD-Rから再コピーができたらば、ビジネスで言うなら、1個100円、2個でも100円、3個でも何個でも100円というのと同じで、音楽ビジネスにおいても、成り立つはずがありません。
MaXMuseではユーザニーズに応えCD-Rバーンができて、しかもそのCD-Rからの再コピーはできません。したがってMaXMuseは、音楽を、ネットワークを使って、ビジネスとして扱えるようにした、初めてのサイトであると考えています。
−かなり厳格なコピーコントロールをされているんですね。次にシステムの概略についてお聞かせ願いますでしょうか。
廣田:いいえ、このコピーコントロールは当然のことをしているだけです。MaXMuseのことを申しますと、基本的にはほかのサイトと同じで、Windowsメディア・プレーヤーをユーザ側に使って頂き、それに対応して私どもサイドはWindowsメディア・ライツ・マネージャというツールを使って、音楽を圧縮(WMA)し、DRM(デジタル・ライツ・マネージメント)をかけて配信しています。ただ1点違う所は、マクロヴィジョン社のエンコーディング・プロセスというものが途中に入っています。ユーザの方はインターネットからダウンロードした音楽ファイルをいったんハードディスクに蓄えます。CD-Rへ焼く場合に1つ違うのは、マクロヴィジョン社のS-CDRプラグインを使ってCD-Rへ焼きます。出来上がったものは「S-CDR」と呼びまして、このS-CDRからの再コピーはできません。これがMaXMuseとしての構成上の特徴です。
−音楽配信そのものはどうなっているのでしょうか?
廣田:4月29日にグランドオープンしました。4月1日から1週間ごとに何曲かずつアップフロントさんの音楽を公開して、29日にドンと5千曲、その他にメジャーからインディーズまで1万曲、合計1万5千曲を公開しています。年内にほかのレーベルさんも取り入れ、今年末には10万曲を目指しているのが現状です。楽曲は1曲ごともしくはアルバム単位での購入ができ、試聴の用意もしています。ご自宅のPCにCD-R機能がない場合は配送サービスもあります。
S-CDRは残念ながら今のところ別のPC上では再生できませんが、ダウンロードしたPCではそのダウンロードしたファイルを聴くことができます。
−ラジカセなどでの再生はできますが、ほかのPCでは聞けないのですね?
廣田:現状はほかのPCでの再生はできませんが、マクロヴィジョン社によれば、年内解決の方向で進んでいます。
−今後の展開予定をお聞かせいただけますでしょうか。
廣田:MaXMuseのS-CDR技術は音楽配信に広く期待されているのみならず、CDショップの店頭端末器への応用や、また携帯電話による音楽ダウンロードの補助的バックアップシステムとして、広く検討が開始されています。日本の音楽産業が変貌を遂げつつある現在、日本のIT技術は必ず音楽産業の発展に寄与できるはずです。いかなる形で音楽産業が発展するにしても当S-CDR技術は必要になると考えられ、マックス・インターナショナルとしては都度、ASPとして、あるいはサブライセンスとして、それぞれの新しい形の音楽事業に役立ちたいと思います。
最後に、広くユーザニーズに応え、しっかりした著作権管理技術を導入していけば、日本のブロードバンド環境は間違いなく音楽産業の更なる発展に役立ち、知的財産立国に貢献するものと信じます。しかし一歩道を誤るならば、ITはコンテンツ産業を破壊する道具にもなり得ることを忘れないことが大切だと思うのです。
−本日はありがとうございました。.

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