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近畿地方に強く根付くFTTH事業者の0AB〜J IP電話戦略
−ケイ・オプティコム 河田靖弘氏インタビュー−
通信インフラの光ファイバー化が進む中、関西の雄として活躍されている関西電力グループのケイ・オプティコム。光ネットサービスとプライマリIP電話サービスを低価格で提供することで注目を集めている。そこで、ケイ・オプティコムの企画室
サービス企画チームのチームマネージャー、河田靖弘氏にお話を伺った。
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| ケイ・オプティコム 河田靖弘氏 |
−御社の提供するプライマリIP電話の概要をお聞かせください。
河田:私どもでは光ファイバーを使って、ネット、放送、電話のトリプルプレイサービスを展開しておりますが、これらすべて「eo(イオ)」というブランドでやっています。“eo”の「e」はeverybody(誰もが)、easy(安くて、簡単に)、enjoy(楽しめる)を、「o」はoptical
fiber IP network(光ファイバーフルIPネットワーク)を表わしています。
電話については、2003年4月から050番号の「eo-netフォン」を開始していましたが、2004年9月に0AB〜J番号の電話サービス「eo光電話」をスタートしたところ、半年間で申し込み件数が10万件を超え、大変ご好評をいただいております。また、光ネットに新規加入された方のうち、7割が光電話をセットで申し込んでいるのが現状です。現在は、近畿2府4県174市町村(世帯カバー率92%)で、この「eo光電話」がご利用いただけます。
−料金設定はどうなっていますか?
河田:料金施策では「ADSLサービスと一般加入電話の基本料を足した金額よりも、弊社の光ネットと光電話を足した金額の方が安いですよ!」ということで、メタル(※)の世界から光の世界へお客様を誘導しています(※:金属→銅線。ADSLを指す)。
光ネットが月額4,900円(注:通信料、プロバイダ料、回線終端装置使用料込み、即割適用時)で、光電話は、基本料0円で、アダプタ利用料月額300円のみでご利用いただけます。つまり、光ネットと光電話のセットは月額5,200円ということになります。
通話料については、関西域内は3分7.77円で、関西以外は3分8.4円となっています。オプションサービスとしては、ナンバーディスプレイなどがそれぞれ月額210円。また、050番号が追加で取得できる「050ナンバープラス」です。この050ナンバープラスでは提携先との050同士ならば通話料が無料となっております。私どものサービスは、無料接続先が国内最大というのも特徴のひとつです。
法人向けには「eo光電話オフィス」という名称で提供しておりまして、接続インターフェイスなどで費用の違いなどはありますが、単独回線でもお得、回線が増えればさらにお得という料金設定となっています。また、番号追加も0AB〜J番号と050番号から選択でき、1番号につき月額294円にてご提供しています。
−プライマリIP電話サービスを開始するまでにご苦労された事はなんでしょうか?
河田:1つめはクラスA相当の通話品質を確保する事。2つめは発信位置を固定する事。これは緊急通報時に、たとえば救急車を呼んで電話の途中でそのまま倒れてしまったり、消防車を呼んだ際にあわてて、場所を告げずに切ってしまうケースが結構あるそうなんですね。このようなケースに対処するために住所、氏名、電話番号が緊急機関に分かるような設定になっていることが求められています。
3つめは緊急通報の実現にあたり、各消防本部の理解を得ることでした。eoサービスの提供エリアである近畿2府4県の174市町村には109か所の消防本部があり、それぞれすべてに光電話を説明して受け入れてもらうまでが大変でした。正直、一時期は「これはできないかもしれない」と思ったこともありました。
−今後の計画についてお聞かせください。
河田:「関西を光の国へ」をテーマに今年度末までに43万加入を目指します。
−本日はありがとうございました。
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