 |
|
新築マンションはもちろん、既存のマンションでも導入が進む光ファイバ。『光ブロードバンド完備』といわれるマンションでも、タイプによって中身は大きく違う。マンションでは、棟内の複数ユーザで光ファイバーを共用するのが一般的だが、大きく分けて「プロバイダを選択できる」タイプと「プロバイダを選択できない」タイプがある。また、棟内の配線方式も様々な種類がある。それらの仕組みと特徴をこれからじっくりと紹介しよう。 |
最近、よく耳にするようになったインターネットマンションとは、マンションに光ファイバ等の高速インターネット回線が引かれており、各部屋から常時接続インターネットを利用できるマンションのことを言う。 マンションでは、棟内の複数ユーザで光ファイバを共用するのが一般的だが、大きく分けると『プロバイダ選択可能型』と『プロバイダ限定型』の2種類がある。
| プロバイダ選択可能型 |
マンション棟内の複数のユーザで共有するが、プロバイダが選択でき、一般加入電話と同じ番号帯(03-××××-××××)を利用するIP電話や映像配信サービス(※)が利用できるタイプ。一般的に、ユーザ数に応じて回線を増設している。 |
| プロバイダ限定型 |
マンション棟内の複数のユーザで共有するが、マンション(オーナーや管理組合)がプロバイダを契約しているため、入居者が利用プロバイダを選択できないタイプで、光ブロードバンドならではの様々なサービスを利用できない場合がある。 |
※一部の限定型サービスには、03番号(0AB〜J)や映像配信サービスが利用できるものもあります。
※映像配信サービス・・・インターネット用の光ファイバを利用して、自宅のテレビで映像を楽しむサービス。人気の有料多チャンネルサービスや、いつでも観たい作品が楽しめる返却不要のビデオオンデマンドサービスをご利用できます。
プロバイダ選択可能型がヘビーユーザ向けとするなら、プロバイダ限定型はライトユーザ向けのサービスといえるであろう。 割り勘方式ともいえるため、低価格のインターネットサービスの提供が可能。しかしアクセス回線は各住戸で共有するため、住民が一斉にインターネット接続すると、アクセス回線が混在し、品質が安定しないことがある。 また、あらかじめプロバイダも固定されてしまう。
プロバイダ限定型マンションの入居者は、もともと敷設されている環境を利用はできるものの、各々の都合に応じて選択が出来ない。一般的にはプロバイダ限定型には次のようなデメリットがあるといえる。快適・ 自由自在とは言いがたい。
■プロバイダ限定型インターネットマンションのデメリット
●プロバイダを自由に選択できない。
●居住者が利用してもしなくても料金の負担が必要な場合がある。
●ネットミーティングなどが利用できない場合がある。
●回線速度がマンション内の利用者数・頻度によって左右される。
一方、プロバイダ選択可能型は言わば戸建住宅と同様で、安定した回線速度と品質を提供できる。プロバイダ限定型ではプロバイダの選択ができないのに対し、プロバイダも自由に選択でき、独自の付加サービスも受けられる。 現在利用しているISPがそのまま持ち込めるため、賃貸マンションに入居する住民にも最適のソリューションといえる。
プロバイダ選択可能型の代表であるNTT東日本のBフレッツマンションタイプであれば、一定の利用者で光ファイバを共同利用することによって月額料金を安く設定したタイプ。低価格で最大100Mbps※の高速インターネットを利用できる。Bフレッツ対応のプロバイダが約400社から自由に選択可能。また、IP電話の利用もひかり電話と2種類可能で、映像サービスもテレビで自在に視聴が楽しめる。
※ 集合住宅共用部に設置する弊社回線終端装置からNTT収容局までのアクセス区間における通信速度は最大1Gbpsまたは最大100Mbpsとなりますが、ご利用いただくお客さまの通信速度は最大100Mbpsとなります。最大1Gbps及び最大100Mbpsとは技術規格上の最大値です。インターネット利用時の実使用速度は、お客さまのご利用環境や回線の混雑状況、集合住宅の場合は当該建物の伝送方式等によって低下する場合があります。
マンションの居住環境によって、以下のように3つの配線方式がある。
<参考>



これからのマンション購入やIT導入に当たって、回線を主体的にしっかりと選ぶのは大切。ユーザも無知ではいられない。どういう契約方法・接続方式があるのか。プロバイダ限定型なのかプロバイダ選択可能型なのか、「光ファイバ」にもたくさんの種類がある。その見分け方。それぞれのタイプとそのメリット・デメリットを見極めることが重要である。

プロバイダを選択できないとなると、いざ選びたいプロバイダに変更するには契約しなおすのに手間もコストもかかってしまう。プロバイダを変えたくない、多チャンネルTVやVODを楽しみたい、快適な高速インターネットを利用したいなど、有利なサービスを選ぶうえで、自ずと回線選びは決まってくる。
特に新規にマンションを選ぶ際に、光の導入を希望している方は、しっかり考えて選ばないと、あとで変更が難しい。「プロバイダ限定型」では速度に不満、利用できないサービスがある・・等、 標準サービスだけでは十分とはいえない。また、将来の技術進化、要求水準上昇への対応可能性の問題もある。よって提供されるサービスは、住民の要求に細かく応えられるように、個別の用途に合わせられることが大事なのである。個々に選べる、乗換え可能な個別選択サービス『プロバイダ選択可能型』として、Bフレッツを選びたい。
マンションの光ブロードバンドについて詳しくは
http://flets.com/pr/mansion/