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<リモートデスクトップの操作画面。デスクトップが二重になっているのがわかるだろうか。遠方のマシンでビデオを再生したが、ちゃんと音声まで流れてくる。手元のPCにファイルコピーはできないので、その場合はFTPなどを使ったほうがいい。>
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ロケーションフリーは簡単にビデオ機器などをコントロールできる。しかし、テレビ機能を内蔵したパソコン、いわゆるテレビパソコンの画像を外出先で観たいなら、いっそのことテレビパソコンを丸ごとリモートコントロールしたほうができることはぐっと広がるはず。それが、Windows XPで標準搭載された「リモートデスクトップ」だ。
リモートデスクトップとは、離れたところから自宅のPCを操作する機能で、インターネット越しでも比較的軽快に操作できる。またWindows標準機能として用意されているだけあって、動画もきちんと再生できたり、音声までリモートマシンに伝送されるなど、使い勝手もいい。また、自宅パソコンのモニター解像度に関係なく、リモートパソコンに合わせて解像度を変更する機能など、純正ソフトならではのきめ細かさもある。自宅のパソコンにはWindows XPがインストールされている必要があるが(リモートパソコンはWindows 98/Me/2000が使用可能)、XPを使っているなら便利なのでぜひ一度は試してほしい。
自宅パソコンへの接続には、前述したDynamicDNSを用いたドメインを指定するか、あるいは直接IPアドレスを指定する。あとは自宅パソコンに設定してあるユーザー名とパスワードを入力するだけで、自宅でパソコンを利用しているのとほぼ同じ環境が外出先から利用できる。
自宅のパソコンが操作できるということは、録画したムービーファイルをコピーしたくなる。しかしリモートデスクトップではコピーできない。そこでどこかのFTPサーバーやファイル共有サービスなどを利用して、リモートパソコンにファイルをダウンロードしたり、逆に仕事のデータを自宅のパソコンに保存するといったこともできる。自宅にFTPサーバーを設置してあるなら、自宅内のLAN間コピーだけをリモートデスクトップで行い、データそのものはFTPクライアントで取りにいくのも簡単だ。
・リモートデスクトップの設定
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<RealVNCの操作画面。デスクトップが二重になっているのはリモートデスクトップと同じだが、自宅のマシンのOSにはWindows 98/Me/2000やUnixが使えるほか、クライアントもいろいろなOS用が用意されている。操作はリモートデスクトップに比べるとかなり重くなってしまう。>
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自宅マシンがWindows XPでなかったり、外出先のパソコンがUNIXやMac OSなんてこともあるだろう。そんな場合には「RealVNC」というリモートソフトを使う手もある。RealVNCは、米国のAT&T研究所が作成したVNC(Virtual Network Computing)を元に作られた由緒正しいソフト。現在は、独立したRealVNC Ltd.がソフトを配布しており、無償のパーソナル版から、有償のエンタープライズ版までさまざまなバージョンが用意されている。エンタープライズ版では高度な暗号化なども可能な強力なソフトとなっている。動画を見るほど転送効率は良くないのが残念だが、テレビパソコンの動画データを別のサーバーにアップする程度なら十分利用できる。