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第4回:いいかげんにしやがれスパム
2004年11月11日
世の中にはもらってうれしくないものはたくさんある。女房の小言におやじのゲンコツ、使えないお中元、あやしい病気。だがなかでもウルトラ級に腹が立つのがスパムメールだ。
頼みもしないのに大挙来襲するやつらのせいで、メーラの受信箱はさながらラッシュアワーの新宿駅と化す。鬱陶しいことこの上ない。なんかいい解決策はないものか? そこであれこれリサーチした結果、無料のスパム対策ソフトを試してみることにした。果たして心の平和は訪れるのか。さて結果やいかに?
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手動のフィルタリングではキリがない
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私共は女性だけのグループです?
素人画像10000枚が無料であなたのものに?
自宅にいながら高額収入まちがいなし?
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いやはや、もともと私はスパムに縁がないことだけが取り得の人間だったのに、ここ数か月というものメーラが大変なことになっている。よくまあこれだけ手を変え品を変えやってくるものだ。
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筆者がいただいたスパム群。たいそうな数である ※ クリックで拡大 |
思えば2年前。経済産業省が「特定商取引に関する法律」を改正した際には、速攻で「未承諾広告※」をメーラにフィルタリング設定したものだ。だがそんなものはじきに有名無実になってしまった。なかにはフィルタリングされないメールもあったのでよく見ると、題名が「末承諾広告」になっている。末広がりとはめでたい話だ。
そもそもスパムの題名は一定じゃないし、差出人のメアドは詐称できる。メーラでフィルタリングしようにもキリがない。かといって任意の文字列をあらかじめ指定し、自動削除させるたぐいのソフトはどうも心もとない。
たとえばスパムの文面によく使われる「セ○クス」なる文字列を設定したとしよう。ところがですよ。万が一にも懇意にしている女性から、「あなたとのセ○クスはよかったわぁ」なんていうありがたいメールを頂戴したらどうなるのか? そんなうれしいメールが知らないうちに捨てられるのは、非常にもったいない話ではないか(この時点ですでにスパマーの思惑にハマってます私)。
まあ知人や仕事の相手はかたっぱしからホワイトリスト(フィルタリング対象からはずす人のリスト)に登録しておけばいいのだが、これはこれで果てしなくめんどうくさい。
はてさてどこかにいいフリーウェアはないものか? スパム関係の掲示板やサイトを放浪してみた。すると「POPFile」を推す声がかなり多かった。
POPFileは“ベイズ理論”(後述)をもとにスパムを処理するソフトだ。洋モノのフリーソフトだが、バージョン0.21.0から日本語に対応したらしい。ソフトをめぐるコミュニティも活発で、日本語で投稿できるフォーラムやメーリングリストもある。
もうひとつ、よく目についたのは「Spam Mail Killerだ。こちらは任意の文字を指定するもので、かなり細かい設定がきく。このほかメーラ・ニュースリーダの「Mozilla Thunderbird」や「Eudora」のスパム防止機能もよさげだったが、あいにく私は使い慣れた「Becky! 2」を袖にする気は毛頭ない。
そんなわけで結局、わがBecky! 2のスパム対策プラグインである「BkASPil」(フリーウエア)を使ってみることにした。
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