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IIJ技術陣「spamからメールを守れ(管理者編)」

第4回:一歩進んだメールサーバの運用 (ユーザ認証編)
2005年7月26日
櫻庭秀次
ユーザ編はこちら>>
経済産業省によれば、携帯宛の迷惑メールは減少傾向にあるらしい。確かにまわりで携帯電話宛のspamが届いて困る、という話は少なくなってきたが、私に届くspamは春頃から急激に増えた。仕事柄、いろいろと情報を交換する機会は多いが、感覚としてspamが減ってきているとは正直、言い難い。
私のようにspamが多く届く人は、メールアドレスが何らかの名簿に登録され、それが出回っているのかもしれない。逆にspamが届かない人は、実はメールアドレスを工夫したり、携帯電話が提供するフィルタ機能などを活用しているのだろう。こういった最近の傾向をみると、spamの送り手はやみくもに送信しまくるといったことをやめ、spamが届きやすい人に確実に届ける、といった工夫をとり始めているようだ。spamがたくさん届く人とほとんど届かない人が分かれる、といった“spamデバイド”の状態は続いている。
携帯宛の送信がしづらくなったため、PCなどで利用するメールアドレスを収集し、これまでspamを受け取らなかった人にも、大量に送信されるようになる日は近いかもしれない。そのため、メールサーバ管理者には、取りうる対策を着実に実施して頂くことをお願いしたい。
今回は、前回のコラムで解説した、メール配送と投稿を分離する方法およびSMTP認証の実現について解説する。設定例として、オープンソース版の「sendmail」を用い、「M4マクロ」による設定方法を中心に説明する。
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メール配送と投稿の分離の概念図
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