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spamの問題点を整理してみると、以下の2つに集約できると思う。
「ドメイン名の詐称」については、フィッシングの問題から明らかだろう。「ゾンビからの大量配送」には次のような背景がある。実はspamの発信源には、特定が容易なものと困難なものに分類できる。
容易な例としては、携帯電話からのspamや、PCからメールアドレスを詐称せずに堂々と送ってくるspamなどが挙げられる。これらのspamに関しては、苦情を受けた携帯電話事業者や
ISPやASPが約款を行使して、アカウントを抹消することで対処が可能である。
諸事情により、契約の破棄をためらう携帯電話の事業者やISP、ASPもある。最近、総務省と経済産業省は「迷惑メール追放支援プロジェクト」を発表した。政府がメールを受信し、spamだと認定してくれるのだ。これがうまく動けば、ためらいがちなISPやASPも約款の行使に踏み切れるだろう。
こうなってくると、spamの発信源は特定が容易ではないゾンビに移行すると思われる。中でも、動的IPアドレスを利用しているPCを乗っ取ったゾンビは、IPアドレスが頻繁に変るため追跡が困難であり、ブラックリストを作成するなどの対策も講じにくい。
このように「ドメイン名の詐称」や「ゾンビからの大量配送」を防止することが、spam対策の核心となっている。
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