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志田英邦:E3 2004現地レポート
〜各社が意欲を見せるオンラインゲーム〜
2004年5月12日〜14日(米国時間)



 2004月12日から3日間、米ロサンゼルス・ロサンゼルス・コンベンションセンターにて世界最大のゲームの見本市「Electronic Entertainment Expo(E3)2004」が開催された。

会場は米ロサンゼルス・コンベンションセンター

 今年は“PSP(プレイステーション・ポータブル)”や“NINTENDO DS(ニンテンドウ・ディーエス)”といった年末発売予定の携帯ゲーム機が発表され、おおいに注目を集めているが、このイベントをオンラインゲームの側面から見ていこう。

ソニー・コンピュータエンタテインメントアメリカ(SCEA)のブースはPSP一色 任天堂のブースは一室の中でNINTENDO DSのお披露目を行った
※ 画像はクリックで拡大(以下同様)


 地に足の着いたオンラインへ
 

 今年のE3で目立ったことはMMO(大規模多人数オンライン)RPGが圧倒的に少なかったことだ。昨年のE3では60タイトル近いMMOゲームが発表された。しかし、今年は欧米産の新作MMORPGは、わずかに『World of Warcraft』と『EverQuestII』『Matrix Online』を数えるのみ。アジアのNC SoftWebzenといったメーカーが多数のMMORPGを発表し、気を吐いていたものの、確実に減少傾向にあった。

 昨年、アメリカではふたつのMMORPGが大失敗をした。ひとつは100万人規模のユーザを期待されていた『Sims Online』。もうひとつは大ヒット作『Myst』をMMO化した『Uru:Myst Online』だ。だが、残念ながら両方ともヒットはせず、後者にいたってはサービスを終了してしまった。

 代わりというわけではないだろうが、今年のE3で圧倒的に増えていたのが、いわゆるピア・トゥ・ピア型の対戦型オンラインゲームだ。『Call Of Duty』の拡張版、『Medal of Honer』の新作を筆頭に戦争をモチーフにしたゲームが多数出展されていた。また、セガは映像だけで『PhantasyStar』シリーズの新作『PhantasyStar UNIVERSE』を発表。ゲームの内容はまだわからないが、4人パーティで惑星探検をするというコンセプトは変更されていないようだ。

 アメリカのオンラインゲームのトレンドは、いわゆるサービスと運営にメーカーの負担がかかるMMOから、ユーザが主体のオンラインゲームへ移行しているといえるだろう。

いよいよテストが始まった『EverQuestII』。日本ではスクウェア・エニックスが提供する
EverQuest is a registered trademark of Sony Computer Entertainment America Inc. in the United States and/or other countries. (C) 2004 Sony Computer Entertainment America Inc. Uses Granny Animation. (C) 1999-2001 by RAD Game Tools, Inc. All Rights Reserved.
セガが発売する『Matrix Online』。対戦が主体のMMOアクションだ
(C) SEGA and Warner Bros. Interactive Entertainment, 2004.
セガのブースでひっそりと発表された新作『PhantasyStar UNIVERSE』

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