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世界に羽ばたくFF11〜スクウェア・エニックスの戦略〜
―TOKYO GAME SHOW 2003―



 東京ゲームショウ2003のビジネスデー(9月26日)、開会早々に催された「スクウェア・エニックス オンライン戦略発表会」にて得られた情報を元に、同社の今後の戦略を紹介しつつ、ネットワークゲームの発展について考えていくことにしよう。国産オンラインゲームの供給元として最大のタイトル数を誇る同社の動向は、今後の国内オンラインゲームの隆盛に大きく関わるものと思われる。


スクウェア・エニックス和田社長 スクウェア・エニックスのブース
オンライン戦略について説明をするスクウェア・エニックスの和田社長。語り口は静かだが、自社のオンラインゲーム展開に強い自信を見せていた


■定着率の高いFinal Fantasy XI
今月末には北米でサービス開始


 スクウェア・エニックス(以下SQE)の発表によると、同社のオンラインサービス「PlayOnline」の会員数が28万人を超えたようだ。実質的にPlayOnline上のゲームサービスは「Final Fantasy XI(以下FF11)」が中心であることから、この数字はそのままFF11のプレイヤー数と考えてもよいだろう。これは世界的に見ても小さな数字ではない。また、拡張パック「ジラートの幻影」の投入など、継続的にリニューアルやアップデートも行われ、発売から1年以上経過しても新規プレイヤーの加入数や定着率は実に高い。

 なお今年度は、表1に示したようなさまざまな追加改良が予定されている。



表1:今年度予定されている追加改良の予定
10月中旬 高ランクミッション、各国クエストの追加
新モーション「くつろいで座る」などの追加
新コール音の追加、他
10月末 北米サービス開始
12月 未公開の裏世界エリアの開放
キャラクターの最大レベルを75に引き上げ
2004年1月〜3月 コンクエストに関連したPvPシステムの導入
















 上記予定の中でも北米での展開は、MMORPGの本場でFF11がどれだけ健闘するか、今から楽しみでもある。今年10月にWindows版、来年3月までにPlayStation 2版と、国内での製品投入順序とは逆のパターンをとることも、北米市場にマッチしている。新規に参加する北米のプレイヤーは、日本国内のプレイヤーと同じサーバでプレイすることになる。これがもたらすFF11のコミュニティへの影響は、大きなものとなるだろう。


FF11 FF11
純国産MMORPGとして堅調な人気を誇るFF11は、Windows版とPlayStation 2版のユーザが同じサーバでプレイできる点だけでも、大きな特徴といえる

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