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課題を残したCS日本チーム 来年のリベンジを誓う!
―World Cyber Games 2002 グランドファイナル(後編)―
2002年11月3日 韓国大田(デジョン)市

 写真11
予選リーグの会場は体育館のようなホール。決勝トーナメントに出場できなければ舞台に上がれない

 Halenが優勝した瞬間、観客席の中央で喜びに沸いたグループがいた。『ハーフライフ:カウンターストライク』の日本代表チーム“DeadlyDrive”の面々だ。残念ながら彼らは10月29日の予選トーナメントで敗退が確定してしまった。その屈辱から立ち直り、今日までの4日間は『エイジ オブ エンパイア II 覇者たちの光陰』で決勝リーグに進出したHalenを応援し続けた。Halenの勝利は日本選手団初の快挙。国別のメダル獲得ランクで上位に跳ね上がる。Halenの勝利はDeadlyDriveを勇気付けた。「来年こそは僕たちがあの舞台に……」と、誓いを新たにした。

 写真12
海外メディアのインタビューを受ける日本選手団。中央にHalen、囲むようにDeadlyDriveが座っている


■不運か、それとも実力の差か?

 DeadlyDriveの名誉のために書き添えると、彼らの予選リーグは大健闘だった。全36チームを8つのグループに分けた予選リーグで、DeadlyDriveはDグループ。カナダのnerve、ロシアのM19、インドのTUA、オランダのreGenerationと同じ組だ。決勝トーナメントにコマを進めたチームはカナダとロシアで、ともに3勝1引き分けという成績。この“1引き分け”はカナダ対ロシア戦で、両者が拮抗した実力をもっているとわかる。その両チームが決勝トーナメントの最終戦を戦うのだ。世界1位、2位となるチームと同じブロックに組み合わされたDeadlyDriveは不運だった。

 強豪カナダとロシアには涙を呑んだが、インド戦には16対8で圧勝、オランダ戦には12対12の引き分けだ。全敗ではないし、カナダ戦では4ポイント、ロシア戦では7ポイントを取った。DeadlyDrive自身にとっては満足できない数字かもしれないけれど、世界1位、2位のチームと戦ってポイントを取るとはたいしたものだ。もし、DeadlyDriveが他のグループに入っていたら……? と、日本人としてはひいき目に考えてしまう。「運が悪かったね」と声を掛けると、DeadlyDriveのBRSRKは「いやぁ、世界のレベルは高いってことです」と応えた。「敵がチラッと見えた瞬間にこっちが死んでました」とKRVが続ける。彼らが言う“世界のレベル”とは何なのか。それは決勝戦を見ればわかるに違いない。私達は『ハーフライフ: カウンターストライク』の決勝戦会場に向かった。朝の青空が、昼頃になると薄明るい雲に覆われ、冷たい小雨が降り出した。

 写真5
DeadlyDriveの成績表。世界1位と2位になったチームに善戦しているが、惜しくも敗退した
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