“World Cyber Games 2002”(日本サイト)の会場は、1993年の博覧会会場を残した「エキスポパーク」だ。エネルギー、宇宙探査などをテーマとした19の展示館のうち、巨大なスクリーンを使用できる4つの建物が競技場に選ばれた。その1つ「Cyber Arena」に“Halen”はいた。先月の日本予選(レポート前編・後編)で優勝し、このグランドファイナルへの切符を手に入れた選手だ。彼の試合は午前10時スタート予定。日本と韓国は時差がない。だがHalenにとって、この時間は幸運だろうか。
自国でトップになったからといって、そのままWCGの表舞台に立てるわけではない。それがWCGの厳しさであり、面白さでもある。10月28日に開会式を迎えたあと、Halenは予選トーナメントD組に編入された。Halenの種目『エイジ オブ エンパイア II 覇者たちの光陰』には43名の選手が参加する。彼らは5〜6人ずつ8つのグループに分けられた。決勝にコマを進める選手は各グループの上位2名だけ。まずはグループ内の総当たり戦に勝利しなくてはならない。HalenのD組にはカザフスタン、ニュージーランド、マレーシア、ホンコンからの精鋭が揃う。しかしHalenは破竹の4連勝。全勝でトーナメント1位を飾った。