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ホットスポットの普及で弾みがつくVPN
VoIP関連にはさまざまな製品が登場
IP.net JAPAN 2002
2002年3月11日
2002年、インターネットで何ができるか−−IPを利用した最新製品の見本市「IP.net JAPAN 2002」(リックテレコム主催、E.J. クラウス&アソシエート共催、運営事務局:E.J. クラウス&アソシエート日本支社)が2月27日から3月1日の3日間にわたり、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で開催された。イベントの性格上からか、インターネットに直接関わるスイッチング技術の展示なども多かったが、なんといっても目立ったのは、最近注目を集めているVPNとVoIPに関する展示だった。
■ホットスポットの普及とともに増加するVPN需要
USB接続のVoIP製品も登場
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| 写真1 古河電気工業のブースでは、PCに専用ソフトウェアをインストールするだけで、VPNを実現できるクライアントソフト「VPN Client」を展示。モバイルコンピューティングの分野では威力を発揮しそうだ
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以前はセキュリティ面の不安からか、IPのWANへの利用はもっぱら専用線接続に頼ることが多かった。しかし、ここへきて暗号化が盛り込まれたVPN製品が相次いで登場したことで、企業内のWANにインターネットを利用しよう、といった動きが活発になってきている。個人ユーザにしても、ホットスポットなど自宅外で使える無線LAN環境がそろい始めたことで、VPNに対する需要は今後も伸びてくると思われる。このような思惑も絡み、各社ともVPN搭載のルータをこぞって展示していた。
ところで、個人でのモバイル使用を考えた場合、ノートパソコンなどでどこからでもVPNにアクセスできる環境は不可欠といえるだろう。その環境を容易に構築しれくれるのが、パソコン上でソフトウエア的にVPNを行う古河電気工業の「VPN Client」である。VPN Clientは、同社製のVPNルータを自宅に設置し、PCに専用ソフトウェアをインストールするだけで、簡単にモバイル環境からVPNにアクセスできる。また、自宅・モバイルともにソフトウェアでVPN制御を行うことも可能だ。VPN Clientは現在Windows95/98/MeおよびWindows2000/XPで動作可能となっている。
VoIPについては、すでに「MSN MessengerをベースにVoIP用ソフトウェアをオーバーラップさせる」といったソリューションを各社とも展示していた。イー・アクセスやYahoo! BBが今後スタートさせるIP電話に対応した製品も多く、インターフェイスについても各社の工夫がみられたが、そのなかでもユニークだったのがUSB経由で携帯電話型の端末を組み合わせたWelltech Computerの「USB Internet Phone」である。USB Internet Phoneは、専用ソフトウェアに相手先のIPアドレスや電話番号などを登録すると、この番号をUSBで接続した電話でプッシュするだけで電話がかけられるという製品だ。そのうえ、かかってきた電話を受けることもできる。これなら、PC上で電話をかけるのに抵抗がある人でも簡単に利用できるだろう。今後は、各社ともこうした方向の製品を発表してくることが予想される。
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| 写真2 Welltech Computerの「USB Internet Phone」は、VoIPを携帯電話形の端末からコントロールする。PC間はUSBで接続され、イー・アクセスなどが行うIP電話サービスにも対応している
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写真3 Vocaltecが展示していたVoIPシステムでは、普通の電話機形の端末を利用して電話ができる仕組み。PCとの間はUSBで接続している
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