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■「IPv6の実際は? ユーザーの関心はどこにある?」
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| 司会者の質問に「○」「×」のカードで答える |
スペシャル・セッションでは、ワークショップの講演者などの代表者が集まり、「技術革新は加速する、新時代のIPネットワーク技術とエンジニアのあるべき姿とは何か?」と題して、テーマに沿ったパネル・ディスカッションが行われた。コーディネータは、@IT代表の藤村厚夫。各分野の代表として登場したのは、インターネット総合研究所
荻野司氏、ネットマークス テクニカルサポートセンター部長 山川拓也氏、@IT 新野淳一、インターネット戦略研究所でIPv6 Journalの編集長を務める三木泉氏の計5名。
まず最初に、登場したゲストそれぞれに対して専門分野に関する簡単な質問が与えられ、「○」か「×」のプラカードで答える。そして、簡単にその理由を述べるという趣向でディスカッションはスタートした。
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藤村:
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「現在、IPv6の運用を行っていくことに問題はないのか?」 |
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荻野:
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「×」 |
| 「インプリメントに関しては完了しているが、まだまだ解決すべき問題はある。具体的なビジネスについて経験不足なため、協議会などを通じてこれからいろいろ検討していきたい」 |
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藤村:
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「顧客はIP技術に関心があるか?」 |
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山川:
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「○」 |
| 「顧客に対して提案に行くと、雑誌やWebなどで情報を収集しているのか、いろいろ情報を知っており、ユーザー・サイドの関心が高いことが分かる。こちらも提案する立場として、より技術について知っておく必要があると感じている」 |
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藤村:
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「@IT読者はIP技術に関心があるのか?」 |
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新野:
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「○」 |
| 「従来までのNetworkフォーラムが、よりIPにフォーカスした『Master
of IP Network』フォーラムにリニューアルして成功したことから分かるように関心は高い」 |
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藤村:
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「IPv6は技術者に対して認知されているか?」 |
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三木:
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「○」 |
| 「すでにIPv6は有名なキーワードになっている。だが、実際に使うとなると難しく、そこを順次解決していくのが重要」 |
特に荻野氏へのIPv6の質問については、「まだ問題がある=使えない」と解釈されることもあり、なかなか答えにくいところだったと思う。だが、提供者側と利用者側が双方で問題意識を共有することで、今後の発展につながっていくと考えられる。
IPv6というキーワードが登場するたび、「企業用途とコンシューマ用途でどちらが先に広がるか?」「IPv6普及のキラー・アプリケーションは?」という話が必ずといっていいほど出てくる。荻野氏をはじめ、多くの人はコンシューマ用途からIPv6が拡大すると考えているが、企業用途で広がりを見せるには、なにが必要なのだろうか?
山川氏は、「企業ならではのニーズを掘り起こす必要がある」という。それが、どのようなサービスなのかは分からないが、技術者にとっては新たなチャンスとなる可能性もある。
キラー・アプリケーションについては、とかく「PtoP」や「情報家電」といったアイデアが語られることが多い。だが、三木氏は「モバイルを含め、どこでもIPv6が使える環境があること」という新しい意見を出した。キャリアが競ってサービスを提供してくれることで、インフラが広がり、ユーザーにとっては低価格というメリットも出てくるのだという。
IPv6が、いまのところまだブレイク・スルーを見つけられないのは、だれもその先の展開が読み切れていないからだろう。だが逆に、それだけ未知の可能性がある分野だともいえる。
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