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【レビュー】HP Travel Companionのカーナビ機能の実力は? (2/4)
RBB TODAY編集部
では、実際の車に取り付けてみよう。最初に決めるのはクレードルの固定位置だ。本体も装着して画面の見やすい位置、視界のじゃまにならない位置を探す。次にGPSの電波が受信できるかどうかもチェックする。窓の近くならまず問題はないが、センターコンソールなどに取り付ける場合は、外部アンテナ(別売)が必要になるかもしれない。
クレードルの固定は吸盤なので、ウィンドウを利用するしか選択肢はないといえる。市販カーナビだと、両面テープのついた固定台が多いので、ダッシュボードやコンソールへの取り付けが基本となる。
【左】クレードルに装着した本体と、クレードルの車載用アングル。アングルは2軸で角度調整ができる。【右】ダッシュボード上面中央に設置したアングルとクレードル。内蔵アンテナを使う場合、この位置がベストではないかと思う。
しかし、普通のカーナビ(の表示部)よりもコンパクトなため、フロントウィンドウに固定してもほとんど視界の妨げにはならない。吸盤もレバー式のため、おそらくこっちのほうが固定は確実だ。両面テープも高温で変質したり、レザーワックスや樹脂成分のふき取りが甘いとしっかり固定できないことがある。
今回は、素直にフロントウィンドウの真ん中に配置した。テスト車輌がボンネットフードにエアインテークがあるタイプだったので、実質の視界は装着前と変わらない。このほかの取り付け位置候補としては、フロントウィンドウ右下が考えられる。車種によっては、ドアのウィンドウでサイドミラーの視界を妨げない位置もいいだろう。この場合、電源コードなるUSBコネクタが向かって右側にくるため、運転席側の場合、配線の取り回しに注意が必要だ。なお、日本の道路交通法では、フロントガラスへの計器類の装着を推奨しておらず、HPでもフロントガラスへの装着を推奨していない。取り付けは各自の責任において行ってほしい。
【左】ダッシュボード上でこのように装着される。アングルのアームもダッシュボードにあえて当たるようにして、振動によるブレを防いでいる。【右】運転席からの眺め。コンパクトな本体なので視界のじゃまになることはない。
取り付け位置が決まったら、電源の配線だ。ダッシュボード上に配置するなら、ケーブルはフロントウィンドウとダッシュボードの隙間を通せばよい。車種によっては通しにくい構造のものあるかもしれないが、ほとんどの車はここに隙間があるはずだ。ベンチレータのスリットは、ダクトの中を通してどこかに穴をあける必要がでてくるのでお勧めしない。
最初は、ダッシュボードの上に配線を這わせて、センターコンソールのシガーソケットまで引き回すことも想定して、5mの長いUSBケーブル(プリンタ用として市販されている)を用意したが、ダッシュボードの隙間から最短距離でセンターコンソールまで配線できたので、付属ケーブルでまったく問題なかった。
【左】ダッシュボードとフロントウィンドウの隙間に電源供給のためのUSBケーブルを通す。クレードル経由で電源供給ができれば、配線をもっとすっきりさせることができるのだが。【右】通常はセンターコンソールのシガーソケットから電源をとるが、テスト車は市販の増設ソケットをつけていたのでここに差し込む。
ただ、シガーソケットの位置だが、テスト車がすでにシガーソケットの電源を増設していたので写真のような状態になった。今回本体一式がメーカー貸し出し機材なので、そのままの配線にしたが、付属のシガーソケットを改造して、専用の電源ケーブルを作ってもよいだろう。また、配線が内装の外側やインパネの裏側などを這わせる場合は、市販の配線クリップやタイラップを利用してほしい。
裏技的な取り付け方法としては、吸盤の固定アングルを利用せず、クレードルの部分だけを使い、その裏にマジックテープを貼り付ける。平面の部分は少ないが、マジックテープを長めに切って、クレードルからすぐにはがれないようにする。そして、取り付けたい場所に、もう片方のマジックテープを貼り付ける。
これなら、ダッシュボード側面など垂直の面にも取り付けることが可能だ。どうせ加工するならということで、思い切ってクレードルごとタッピングビスで内装に固定してしまってもよい。あるいは、クレードルにマジックテープ用の平面パネル(アルミ板などをホームセンターで購入し、適当なサイズにカットする)を接着、またはネジ止めするのはどうだろうか。クレードルに穴をあけることになるが、内装は両面テープだけで済む。
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