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■ 変な光が写ったら犯人はモデル!?
人物はちゃんと写っているのにその周りに変な光が見えたら、それは被写体ブレだ。背後霊のような影もたいていは!?被写体ブレである。ストロボの光で人物は止まっているが、被写体にはストロボ以外の光が当たっており、被写体が動いてそれが写ったのである。
被写体ブレの解決法はいくつかあるが、モデルが動きにくい体勢になってもらうか、撮影モードを変えてシャッター速度を上げるなどの方法がある。可能であればモデルに余計な光が入らない場所に移動しよう。
背景はきれいに撮れているのに人物が透けたり、人物の周りにおかしな光が写るのは被写体ブレである。この写真は、被写体にオレンジ色の街灯が当たっている場所で撮影している
思ったようなイメージで撮れないときには、撮影モードを絞り優先モードにしてみよう。絞りを開放にして撮影しておき、背景の明るさを露出補正で調整して好みの明るさにしてみよう。次に、人物の明るさをフラッシュ光量で調節する。人物の明るさ調整にイルミネーションなどの光を利用して撮影する場合もあるが、基本的にはフラッシュ光で調節する。
絞り優先モードで露出補正を+2〜−2まで補正してみた。ストロボの発光時間は非常に短いため、露出補正でシャッター速度が変わっても被写体の明るさは変わらずに、背景の明るさだけが変わる
ストロボの明るさを−2〜+2まで変化させた。ストロボの光は背景まではほとんど届かないので、被写体だけの明るさを変えることができる
シャッター速度が最低速度になってもうまくいかない場合はマニュアルモードにする。カメラによっては撮影モードによってシャッター速度の制限が違っているものがあり、マニュアルモードにしたほうがより遅いシャッター速度を設定できることもあるためだ。ただし、1秒以上のシャッター速度にすると、被写体ブレが起きやすくなるので、被写体に街灯の光などが当たらないようにする必要がある。
人物がストロボの光量調整しても明るさが変化しないときは、ストロボの使用できる距離を越えていることになる。カメラ(ストロボ)との距離を変えて調節しよう。人物が暗い場合は近づき、人物が白く飛んでしまう場合は少し離れてみる。
■ イルミネーションの大きさを調節する
もしもイルミネーションがぱっとしないときは、夜景の写る大きさを調整してみよう。方法は簡単で、イルミネーションを大きくしたければ望遠にして、全体を入れるよう小さくしたいときは広角撮影にすればよい。あとはモデルさんが同じ大きさになるように、カメラとモデルさんの距離を変えればよいのだ。
一般に建物のライトアップなどは広角で撮影し、樹木に取り付けた電球やLEDのイルミネーションはやや望遠気味で撮ると見栄えがよいことが多い。背景の大きさが変わると、背景の写る位置が上下することもあるので、三脚の高さも調節しよう。
被写体の大きさを合わせたまま、広角と望遠で撮影してみた。ぼけ具合やストロボ光量の範囲内という制限はあるものの、2倍くらいのズームはできるだろう
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