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■ ピントを合わせる場所を固定しよう

 たいていのデジタル一眼レフカメラの場合、初期設定ではピントは何か所かのフォーカシングポイントから最適と思われる場所を自動的に合わせるようになっている。ただ、人物撮影を行うなら自分でフォーカシングポイントを設定したほうが、思ったように撮影できるようになる。顔をアップで撮影する場合は、接写に近い状態で撮影しているので、ピントの合う範囲は狭くなる。顔に合わせたつもりでも、髪にピントが合ってしまい、なんだかボーっとした写真になってしまうことがある。顔をアップで撮影する際は目にピントが合うように撮影しよう。顔が斜めを向いている場合は手前の目に合わせるのが基本だ。

アップになると被写界深度が浅くなり、ピントの合う範囲が狭くなるので注意しよう


■ 測光モードは設定が必要?

 測光モードは評価測光(マルチパターン測光、多分割測光などともいう)が一般的だ。たいていの写真はこれで自然に撮影できる。ただ、極端な逆光での撮影や背景、服の色によってうまく撮影できないことがある。こんな時はスポット測光(部分測光ともいう)モードで撮影してみよう。カメラによって異なるが、AFフォーカスと連動してスポット測光するものやAFポイントにかかわらず中央で測光するものがある。自分のカメラはどれかをチェックしておくとよい。

 測光モードはメーカーや機種によって設定が異なるため、どのモードがよいかは一慨には言えない。あるカメラでは人物撮影時に逆光状態や空が入ると、極端に人物が暗くなってしまうことがある。一見、これは設定のチューニングが悪いように思えるが、風景写真などではこのほうが自然に写る場合もあり、設定のチューニングがよいとか悪いなどと決められるものではないのだ。まずは自分のカメラの特性を理解し、測光モードを変えて自分にあった設定を見つけてほしい。

 どうしても思ったような明るさで撮影できない場合は、マニュアル撮影モードで露出を固定してしまうという方法もある。何枚か撮影して、一番適した露出が分かったら、マニュアル撮影モードで適正なシャッター速度と絞り値で撮影すれば、常に最適な露出で撮影できることになる。ただ、アングルを変えたり、自分が動いて被写体と光源の位置が変わると適正露出も変わるので、その都度設定し直す必要がある。

評価測光の場合、背景が極端に明るい場合は被写体の顔がやや暗くなることがある。露出補正するか、スポット測光にしよう



スポット測光にすると一部分だけで明るさを合わせるため、顔に合わせて測光すると失敗がない




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