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■ レフ板は1つは持っていたい

 レフ板は人物撮影では必須と言える。太陽が出ている際は影を明るくして、顔をきれいに撮影できる。曇天時には弱い光を補うために使う。被写体が日影にいる場合は被写体と背景の明るさを近づけることで背景が白く飛ばないようにするなど、用途は広い。

 レフ板は大きさや形状、色などが多数あるが、最初は折りたたみ式で反射板が白いものを選ぼう。両面で色が異なるものなら1面はシルバーがよい。シルバーは白よりもより明るくしたいときに使う。ゴールドなどもあるが、デジタルカメラはホワイトバランスで色味をコントロールできるので、色味を変えるゴールドは特殊な用途以外はあまり意味がない。

 大きさだが、最初に買うなら広げたときに直径80〜100cmくらいのものを。モデルさんが立っているときに全身をカバーすることはできない(上半身をカバーする程度)が、これ以上大きいとレフ板を誰かに持ってもらわないと風で飛びやすくなる。上半身だけ光が当たれば、一般の撮影であれば十分効果を感じられるはずだ。

 折りたたみ式のものは丸いものや四角いものがあるが、どちらでもよい。2000円前後のあまりに安いものを買うと反射板が平面にならず、レフ板として役に立たないものもあるので、購入時は店頭で広げて確認するか、通販ならある程度知名度のあるメーカーのものを選ぶようにするとよい。

左はレフ板あり、右はレフ板なし。レフ板を使うと髪の毛の影が少なく、自然な表情になる

レフ板は折りたたみ式が持ち運び安くて便利だ。人物撮影では使う機会は多いのでぜひ用意して欲しい


■ フィルタや露出計は必要になってから

 レンズに取り付けて色味を変えたり、不要な光をカットするフィルタは多数が用意されている。フィルタに関しては人によって考え方も異なるため、一概には言えないが、最初はとくに用意する必要はない。高価なレンズにレンズ保護用フィルタを付けるくらいで、あとは使っていくうちに欲しいものができた時点で購入すればよいだろう。

 カメラマンが使っているような露出計は、あるとかっこよく見えるが、外部ストロボを複数使った本格的な撮影以外では、カメラに内蔵されている露出計で十分である。特にデジタルカメラは液晶モニタで確認できるので、なくても困ることはない。


外部ストロボを使わないのであれば、露出計はなくてもよい


■ コラム:手ぶれ補正機能は必要?
被写体ブレと手ブレが起きてしまった撮影例

 手ブレ補正機構は、幅広い状況での撮影で手ブレによる失敗を防ぐものとして人気の機能である。デジタル一眼レフカメラでもレンズに搭載したものやカメラ本体に内蔵したものなどが増えているので、カメラやレンズを選ぶ際、手ぶれ補正機構が必要かは気になるだろう。結果からいえば、どちらを選ぶかは好み次第である。コンパクトデジタルカメラの場合、背面液晶モニタを見ながら撮影するときにカメラが不安定でブレやすく、あると便利だ。一方、デジタル一眼レフカメラは一部の機種を除きファインダーを覗きながら撮影をする必要があるので、安定したホールドとなり、コンパクトデジタルカメラよりもブレは抑えられるのだ。

 ちなみに、ブレには、撮影者が動いてしまう「手ブレ」と、被写体が動いてしまう「被写体ブレ」がある。右の作例は手ブレと被写体ブレがおきている。シャッター速度が1/13秒と低速なので、被写体ブレも起きやすくなる。

 個人的には手ぶれ補正機構にそれほど重要性を感じてはいない。手ブレはカメラに慣れてくればある程度抑えられるし、必要に応じて三脚を使えばよいと思っている。必須のものではないが、手ぶれ補正機構を搭載した製品のほうが写真の失敗は確実に少なくなるので手ぶれ補正機構が欲しいと思っている人は選ぶ価値は十分にある。


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