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荻窪 圭「デジカメチェック」
2006年11月17日
ソニー初のデジタル一眼レフカメラ「α100」
 | | 今回試用したWズームレンズキット。レンズは非常に小さくて軽いが、本体が手ブレ補正機構を持っているおかげでけっこう実用的 |
ソニーのデジタル一眼レフ第1弾「α100」である。
まずはそれまでのあらすじから。そもそもデジタル一眼レフに参入しようとしたソニーが、一から自社マウントの開発をせず(今からレンズも含めて参入するのは大変だし)、コニカミノルタと手を組んでαマウントを採用するとを発表したのが2005年7月19日である(ニュースリリース)。
ここがすべての始まりだ。この時点では、2006年には共同開発したデジタル一眼レフがコニカミノルタとソニーの両方から出てくるんだろうなという印象だった。
だが、2006年1月19日にコニカミノルタが3月末を持ってカメラ事業から撤退することを発表。同時にデジタル一眼レフの資産はソニーに譲渡されることになり、ソニーはコニカミノルタが作ってきた一眼レフを継承することになるのである。
そして、コニカミノルタが3月末に正式に撤退し、2006年4月20日。ソニーから「α」シリーズが発表されたのである。αマウントのみならず、「α」というブランド名も継承されたわけだ。
●α100の基本
というわけで普通に考えてもデジタル一眼レフの開発は時間がかかるもの。2005年以来、ソニーとコニカミノルタで共同開発されていたカメラがソニーブランドのみで登場したと考えるのがいい。
だからα100はソニーの最初のデジタル一眼レフであると同時に、コニカミノルタのαSweet DIGITALの正統的な後継機なのである。その証拠に、操作系にコニカミノルタらしさが随所に現れている。
 | | 正面から。オレンジ色のリングがポイント。マウントはαマウントそのもの。ペンタ部が低くなっているのが特徴といえよう |
ソニーらしい斬新さを期待していた人には物足りないかもしれないが(でも、第2弾以降で発揮されるかも)、逆に一眼レフを長く作ってきたメンバーが係わっているだけあってカメラとしての安心感はあるし、今までαシリーズを使っていた人、α系のレンズや外付けフラッシュを持っていた人にも朗報となったといえよう。
 | | 側面。レンズは18-70mm。AF/MF切替スイッチがあるだけのシンプルさだ |
ただ、コニカミノルタのロゴで発売されていたレンズやアクセサリは一斉になくなり、新たにソニーのロゴで登場し直す関係で、発売当初はレンズの種類も少ない。今後コニカミノルタ時代のレンズや、あらたなカールツァイスブランドのレンズやソニーブランドのレンズも復活していくし、中古カメラ店へいって旧コニカミノルタレンズを買っても、サードパーティのαマウントレンズを買ってもいいので問題はまったくないだろう。
 | | グリップとシャッター。シャッターボタンの先にコントロールダイヤルがある。グリップは深すぎずほどよい大きさ。手が大きい人だともっと深い方がいいかも |
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