PCならストーム■BTOとカスタムパソコン……2万円台〜超ハイエンドまで
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コラム −荻窪 圭−
ISO感度、ホワイトバランス、連写モード、発光モードは[Fn]キー+十字キーで行う。Fnキーを押すと画面にFnメニューが出るのでそれを見ながら操作するわけだ。
Fnキーを押すと出るメニュー。それぞれが各撮影機能に割り当てられている
逆にボタン+ダイヤルでさっと設定したい人にはちょっと面倒か。
ISO感度は200-3,200だがISO感度「オート」もある。カスタム設定でオートの範囲を指定できるため、けっこう実用的だ。デフォルトでは「200-800」だが、画質重視なら「200-400」にしておけばいいし、ブレを気にするなら「200-1600」にしておけば最高ISO1,600まで上がる。上限を決められるのはよい。
ISO感度の場合はこのように。AUTOを選ぶとオート時の設定範囲が枠で囲われる。この範囲を変えるにはカスタム設定を行う
それら以外の機能は、測光モードもAFモードも[MENU]ボタンを押し、十字キーで選択という操作になる。
左上のMENUボタンを押すとカラフルなメニューが表示される。Optio風
撮影モードも豊富だ。P、Tv、Av、Mやバルブの他に、各種ピクチャープログラムやシーンモードを持っている。オートピクチャープログラムにしておけば自動的にポートレート、風景、マクロ、動体(スポーツ)から選んでくれる。動体撮影時は自動的にコンティニアスAFになる。
上面から。レンズは10-17mmフィッシュアイズーム。本体価格10万円以下ながら液晶パネルもちゃんと装備している。左肩にモードダイヤル。シーンモード(ピクチャープログラム)が豊富だ
シーンモードには8つのシーンが用意されている。夜景、サーフ&スノー、テキスト、夕景、キッズ、ペット、キャンドルライト、美術館だ。内容はOptioシリーズと同じような感じだ。
INFOボタンを押すと画面に撮影設定が一覧表示される。再生モードではデジタルフィルタを使って色の変換やモノクロ化などを行うこともできる。この辺は正にコンシューマー向けだ。
INFOボタンを押すと設定情報をディスプレイに表示してくれる。そのときのセッティングが一覧できるのは便利
液晶モニタは2.5型で21万画素。なかなか見やすい。
再生画面。INFOボタンを押すとフルスクリーン、ヒストグラム表示、詳細情報表示(画面)と切り替わっていく
もう1つ特筆すべき機能として絞り込みレバー(電源スイッチをさらに奥へ回すと行える)をあげたい。普通はレンズの絞りを動作させて絞り込まれた絵をファインダーで覗くための機能だが、K100Dでは設定を切り替えることで、ミラーアップして、液晶モニタに実際に撮影する画像のプレビューを表示させる「デジタルプレビュー機能」として使えるのだ。このとき、ホワイトバランスなどの撮影設定も反映されるので撮影前の画像チェックに使える。デジタルならではのアイデアで、いったんこのプレビューをチェックして露出やホワイトバランスを合わせなおすことができる。
逆に弱いのは連写系。毎秒2.8コマだが、最大5枚(JPEG時)どまりなのがちょっと残念だ。
●コンパクトデジカメからステップアップしたい人にも
撮影画像は「鮮やか」と「ナチュラル」の2種類の画像仕上が用意されている。デフォルトは「鮮やか」で一般ユーザー向けにメリハリがある見映えのする絵作り。ナチュラルだとややおとなしめになる。
今回の作例は、すべて画像仕上げ「鮮やか」で撮ったものなのでけっこうハイコントラストだが、画像を加工したりより滑らかな絵が欲しい場合は「ナチュラル」にセットして使うといいだろう。
個人的には無加工で撮ったものをそのままさっとプリントして使いたいようなときは「鮮やか」で、素材としてライブラリに入れて必要に応じて使いたいような写真を撮るときは「ナチュラル」と使い分けたい。
オートホワイトバランスはあまり色温度が低いと追従しないので、その辺はユーザーが気をつける必要がある。ただプリセットされているホワイトバランスは蛍光灯だけでも3種類あるなど豊富で、カスタム設定もできる。
増感時の画質の荒れは、ISO800まではほとんど気にならないが、ISO1,600以上では暗部のざらつきが目立ち、ISO3,200では明らかな画質低下がわかるというレベルだ。必要ならISO1,600は常用していいが、ISO3,200はさすがにいざというときの感度という感じだ。
バッテリーは単3形4本か、CR-V3のリチウム電池を2本。CR-V3の場合、CIPA規格で約630枚の撮影が可能だ。今回は2000mAhのニッケル水素充電池4本(三洋電機のエネループ)で撮影してみたが持ちは悪くない感じ。単3形4本の利点はバッテリーの入手が容易でいざというとき困らないこと。持ちはCR-V3、コストパフォーマンスならニッケル水素充電池と考えていいだろう。
バッテリーはグリップ部に。単3形電池4本か、リチウム電池のCR-V3を2本。写真はニッケル水素充電池のエネループ
従来の*ist D系に比べると機能面ではワンランクステップアップしてより魅力的なカメラになったといっていい。しかもペンタックスは21mmや40mmといったデジタル一眼レフ用単焦点レンズも出しており、そういうレンズをつけて気軽にスナップを撮るという使い方をしたい人にもお勧めだ。何しろ、どのレンズをつけても手ブレ補正が効くというのは安心感があっていい。
特に街のスナップやポートレートなど日常的に使いたい。個人的には40mmのパンケーキレンズなど単焦点レンズをつけて街歩きしたら楽しそうだなと思う。
ただ、手ブレ補正機構を内蔵したせいか、*ist D系に比べてちょっと大きく重い。*ist DS2が505g、*ist DL2が470gなのに対してK100Dは560g。ただカメラとしては、このくらいの重さがあった方が構えたとき安定するし、手にしたときに重くてつらいという感じはしない。特に軽量にこだわらないのならK100Dを選びたいところだ。
また前述したようにコンパクトデジカメからのステップアップに向いた絵作りや操作系なので、はじめて一眼レフを触るという人にも向いている。気軽に使えて手ブレ補正も効いて手頃な価格と思えば、かなりコストパフォーマンスが高い1台。「入門者向け本格派デジタル一眼」という感じである。
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