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荻窪 圭「デジカメチェック」
2005年9月25日
カメラ好きを刺激する広角系ズーム「LUMIX DMC-LX1」
 | | レンズ部にキャップをかぶせた状態のLUMIX DMC-LX1。スリムなボディに飛び出たレンズというデザインがなかなかカメラっぽくて楽しい。ストロボは手動ポップアップ式なので焚きたいときだけ焚ける |
カメラ好きが求めるコンパクトデジカメって、いろいろな人に話を聞いているとだいたい共通点が見えてくる。
ぶっちゃけた話、「28mmクラスの広角系で小さくて軽くてキビキビ動作して気持ちよく操作できて少しレトロっぽいカメラくさいデザインでなおかつ画質がいいもの」だ。
なんとまあ都合がいい要望、と思うけれども、わたしも欲しい。でも28mmクラスの広角系デジカメが少ないのは、やはり広角より望遠の方が一般消費者へのアピール度が高く、なおかつ撮像素子が小さいコンパクトデジカメで広角レンズを小さく作るのは難しいという面もあるだろう。
でもそれにかなり近づいたデジカメがでてきた。パナソニックのLUMIX LX1である。
これはいろんな意味ですごくおもしろい。
製品としては「パノラマサイズCCDを搭載した広角系手ブレ補正付きズームコンパクトデジカメ」で済んでしまうんだけれども、いざ使ってみると妙に楽しいのだ。スペックだけじゃない楽しさがある。
レビューしつつそのポイントを探っていこう。
●広角レンズとそのデザイン
まず語るべきはレンズだろう。
28mm相当からの4倍ズーム。望遠側は大したことないが、28mmという広角は素晴らしい。広角レンズ独特の遠近感は捉える範囲の広さは望遠では味わえないのだ。
 | | 側面から。撮影時はレンズがこのくらい飛び出す。左側面にはフォーカスモード切替スイッチがある |
さらにLX1のポイントとなるのはレンズ部のデザイン。最近のこの手のズームコンパクトはたいてい「沈胴式レンズが本体内に格納される」デザインをとってきた。LX1はボディから鏡胴分がドカンと飛び出ている。かなり飛び出ている。この飛び出しを許容した分、レンズをすべてボディにしまう必要がなくなり、ボディをスリムにでき、カメラ全体がスリムな印象になった。
レンズが多少飛び出ているのは旧来のカメラとしては当たり前のデザインなのだ。その飛び出た鏡胴部のデザインがいい。シルバーで昔のカメラのようなテイストなのだ。
こういうデザインの関係上、レンズカバーはなく、キャップ式。これはこれで不便であるが、レンズ部に余計な動作がない分スムーズにスイッチが入る。
このレンズ部をよく見ると、2つのスイッチがある。1つは「アスペクト比」切り替えスイッチで、もう1つは「フォーカスモード切替スイッチ」だ。これがとてもよい。
 | | レンズ部を上からアップで。レンズ部にアスペクト比切り替えスイッチを付けたのはいいアイデア。ここにある機能的必然性はないんだが、操作の邪魔にならず、レンズ部の存在感を出すよい位置だ |
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