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■IEEE 802.11bとWEPにしか対応していない機器の問題点
無線LANはかなり広がっており、我が家でもPCの電源を入れれば6つ程度のIEEE
802.11bのアクセスポイントが見える。無線LANは過密状態といっていいだろう。このような状況のため、我が家は2年前に、IEEE
802.11a環境にシフトした。
これが問題だ。先に書いたように、ニンテンドーDSは、IEEE 802.11bにしか対応していない。IEEE 802.11aのアクセスポイントには、接続できないのだ。
さらに暗号がWEPだけだと、セキュリティが気になる。WEPは“単純”な暗号化手段と言い切っていいくらい弱い。解読ツールはIEEE 802.11bが登場した早期のころから存在しているくらいだ。ゲームのアイテムがネットワークを流れるだけならば、それほど複雑な暗号は必要ないだろうが、気になるのはWiiの存在だ。
Wiiでは、Webブラウザの「インターネットチャンネル」や、「ショッピングチャンネル」があり、IDやパスワード、時にはクレジットカード番号を無線LANで送信する場合がある。そのためか、Wiiには暗号化技術として「WPA」が搭載されている。WPAは、WEPよりも強力な暗号化技術だ。
WEPしか対応していないニンテンドーDSと、WAPで安心して通信をしたいWii。1台のアクセスポイントでは、この2つの要望に同時に応えられないのだ。IEEE
802.11b/gのアクセスポイントにWEPの暗号化を設定した場合はニンテンドーDSもWiiも接続できるが、Wiiでの通信が安心してできない。WAPの暗号化を設定した場合は、ニンテンドーDSが接続できないためだ。
しかし、あきらめてはいられない。この問題を解決してこそ、おやじの太っ腹加減と威厳が保てるというものだ。
■お金を出してあっさり解決!?
この解決策だが、IEEE a/b/g対応のアクセスポイントに加えて、IEEE b/g対応のアクセスポイントを入れることだ。
我が家では、現在、IEEE 802.11a/b/gの同時通信ができるアクセスポイントが1台動いており、IEEE 802.11b/g側はWPAで暗号をかけIP電話と防犯カメラを接続、IEEE
802.11a側もWPAの暗号でPCを接続している【図1】。今回はさらに、ボタンを押すだけでニンテンドーDSとアクセスポイントの設定ができる「AOSS」機能を持つバッファローのアクセスポイントを1台投入する【図2】。
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| 【図1】ニンテンドーDSを導入する前の我が家のネットワーク図 |
【図2】IEEE 802.11b/gのアクセスポイントを追加してニンテンドーDSを接続した |
この程度はいたしかたない。まずこの投資はしよう。機器を1つ追加するだけで、MACアドレスの申請やWEPキーの登録といった煩雑な作業はゼロになって、子供たちだけでもボタンを押せばニンテンドーDSがネットワークに接続できる。しかも、Wiiで安心してインターネットチャンネルやショッピングチャンネルが使えるし、IEEE
802.11aに接続しているPCの設定もそのままだ。
ここまでであれば、美しい家族愛の姿として、「よーし、DSのためだ!!」という理由においてルータを購入することは、よくある話のはずだ。ところが話はまだつづく。
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