工藤めぐみ「ブロードバンド時代のコミュニケーション術」
ストリーミング配信に挑戦! 第1回:【導入編】Windows Media 9シリーズとは?
2003年7月3日
はじめまして、この連載を担当することになりました佐藤めぐみです。
はじめまして、この連載を担当することになりました佐藤めぐみです。
筆者はもともと、ストリーミング配信事業者で主にサーバ構築・管理や中継イベント対応に携わってきました。メジャーなところでは、impress TV 立ち上げ時の技術的なサポートをした経験があります。一方、プライベートでは、コンテンツ作成からエンコード、配信にいたるまでこなします。気まぐれにWebラジオを配信したり、旅先で撮影した映像アルバムを作成したり、趣味と仕事を兼ねていたりもします。
転職してからは、ストリーミング配信現場から遠ざかってしまったため、面白そうなイベントがあれば顔を出してお手伝いをしています。最近のイベントでは、2002年12月の皆既日食(ライブ!ユニバース) や、Networld+Interop2003 Broadband Solution Show Case などがあります。
イベントに参加していて思うのですが、ストリーミングの仕事に携わっている人でも、コンテンツ製作者は、配信サーバの知識を、また、サーバ管理者は、コンテンツ作成の知識をもっていればより理解が深まるのではないかと感じています。この連載でストリーミング配信の面白さをお伝えできれば幸いです。
それでは、いよいよ本題に入るとしましょう。このコラムでは第一弾として、6月25日のWindows Server 2003 日本語版発売を契機に「Windows Media 9 シリーズ 」(以下、WM9)を使ったストリーミング配信方法を10回に渡って紹介していきます。
■WM9コンテンツを楽しむ
WM9といえば、5.1chの高品質サラウンドや画質の向上といった、視聴者のメリットが大きく取り上げられていますね。まずは、お勧めのWM9対応コンテンツを少し紹介しておきましょう。
◆フレッツ・スクウェア
フレッツユーザ向けサービス。インターネットを介さず、地域IP網内に設置したサーバから提供されているため、高画質な映像を視聴することができます。特に、Windows Media 9シリーズの最新技術を盛り込んだ「次世代ストリーミングシアター 」には、目を見張るものがあります。NTT西日本 でも同様のサービスを提供しています。
◆4 MOVEMENT[四楽章] (OneDayVision )
宮崎アニメの音楽監督としても有名な久石譲の作品。5.1chサラウンド対応版も用意されています。3Mbpsのダウンロード版の品質はDVDとほとんど変わらず映像が鮮明で、また、低音もズッシリ、ピアノの音もリアルで音楽が部屋中に響き渡たる感じを楽しめます。視聴料は1週間の期限付きで280円(税抜き)。このコンテンツ(30分)に特典映像42分が収録されたDVDが3,800円(税抜き)で発売されていることを考えると、かなりお得といえるでしょう。