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ファミリモコン操作の基本になるのは、右上についている「アクオス(TV)とレコーダー」の切り替えスイッチになる。このポジションで操作したい機器を切り替えるしくみだ。AV機器的でわかりやすいが、以下のように、ちょっと慣れが必要な部分もある。
スイッチをTVポジションにした状態では、テンキーや番組表ボタンなど、ファミリモコンの上半分でTV操作ができる。と同時に下半分にあるレコーダー専用ボタンでは、レコーダーの操作も可能だ。ただし、チャンネル上下キーや番組表ボタンなど、TVとレコーダーの兼用ボタンはTV操作になる。例えば、番組表ボタンを押してもレコーダーのEPGは表示されず、TV側のEPGが表示されてしまう、というような制限がある。このため、メインのTV操作に加えて、オマケで簡易なレコーダー操作が付いたようなポジションと考えれば良いだろう。
スイッチをレコーダーポジションにすれば、レコーダー専用リモコンとまったく同じ要領で使える。レコーダーのEPGを呼び出せるし、テンキーやチャンネルキーもレコーダー側のチューナー操作になるしくみだ。
ということで、ビギナーや一般の視聴ではTVポジションで使い、EPG予約などレコーダーを使いこなしたい時にレコーダーポジションにすると良いだろう。TVポジションでは、思い切ってレコーダー専用ボタンを無効にしてしまったほうがわかりやすかったかもしれないが、使えるボタンは生かそう、という発想なのだと思う。こうした部分に慣れが必要だが、理解できれば便利に使いこなせそうだ。
 | | ファミリンクの接続図。TVとレコーダーだけなら、左図のようにAQUOS(TV)とレコーダー間をHDMIケーブル1本で繋ぐだけで準備完了。AVアンプつきのラックを追加したシステムだと、右図のようにHDMIケーブルでAVアンプを挟むように接続する。AQUOSのHDMIの映像&音声データは入力のみの片方向(制御は双方向)なので、AVアンプへ光ケーブルで音声を出力する。これはビエラリンクと同じ繋ぎ方だ。さらに「ハイブリッドダブレコ」機能を使いたいなら、AQUOSとレコーダー間をi.LINK(TS)接続する |
 | | 実際の接続写真。通常のAV接続だと線が多くてスパゲッティ状態になりがちだが、HDMIとi.LINKで接続してもスッキリしている。これならビギナーでも容易に繋げるだろう |
●HDMIコントロール
HDMIは、ケーブル1本でハイビジョンなどの映像と多チャンネル音声を伝送できるデジタルAVインターフェースの汎用規格だ。映像と音だけでなく、現在のバージョン1.2aではCEC(Consumer Electronics Control)という家電機器の制御規格も策定されている。シャープのHDMIコントロールは、このCECコマンドを使った制御機能で、機能的にはビエラリンクに相当する機能といえるだろう。CECには電原や入力切り替えなどを行う各社共通の汎用コマンドと、メーカーオプションのベンダーコマンドがあり、本機のHDMIコントロールでは両方のコマンドを活用している。ベンダーコマンドの使い方で機能に個性が出るといえるだろう。
●HDMIコントロール対応機器
対応TVは、今年の9月より発売されるAQUOS Gシリーズ32型以上のTV。対応レコーダーは、ファミリモコンつきのAQUOSハイビジョンレコーダー4モデル。AVアンプはシアターラックシステム「AN-ACY1/X1」のみとなる。
 | | HDMIコントロールに対応するAVアンプは、現状ではシアターラックシステムAN-ACY1/CX1内蔵のAVアンプのみ。視聴している番組のジャンルに合わせて、AVアンプのサラウンドモードが、映画や音楽、スポーツなどに自動的に切り替わる。これはシャープ独自の機能だ |
●HDMIコントロールはどう使うの?他社との違いは?
CECの汎用コマンドでは、ビエラリンクと似た動作を実現している。TV視聴中に「この番組を録画したい!」と思ったら、ファミリモコンの録画ボタンを押すだけで、約3秒(注)でレコーダーの電原が入って立ち上がり、レコーダーのチューナーが今見ているTV番組に切り替わり、録画が開始される。この場合は、外部入力には切り替わらず、TV側の映像で視聴し続けられる。録画モードは最後にセットされたモードになるしくみだ。
ファミリモコンの再生ボタンを押せば、TVが外部入力に自動で切り替わり、今録った番組が見られる。
ファミリモコンをレコーダーポジションに切り替えると、TVが外部入力に切り替わるだけでなく、レコーダーの電原も自動でオンにしてくれる。
 | | リモコン上部のスライドスイッチのポジションでAQUOS(TV)とレコーダーの操作切り替えを行う。AQUOSポジションにしてもレコーダーの一部機能は操作できる |
 | | AQUOSポジションの状態でも、ファミリモコン下半分のレコーダー専用ボタンで、レコーダーの一部機能の操作は可能。ただし、レコーダーポジションに切り替えないと、レコーダー側の番組表やチャンネルボタンなどは使えない |
 | | レコーダーの初期設定画面。HDMIコントロールを有効にすると、TVと連携したファミリモコン操作が可能になる |
 | | ファミリモコンのレコーダー再生ボタンを押すだけで、TVの外部入力が自動でレコーダーに切り替わって再生スタート。単純な機能に思えるが、AQUOSをはじめとした最近のTVは外部入力が多いので、これだけでも便利に使える |
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