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2006年10月6日
増田和夫のビジュアルフリーク
シャープのデジタルAVリンク機能「ファミリンク」の実力を試す
 | | シャープのファミリンク |
フラットTVの世界では、レコーダーなどと連動して操作できるリンク(連携)機能が注目されている。そうしたトレンドの中で、液晶TVの盟主であるシャープが提案したリンク機能が「ファミリンク」である。ファミリンクは、シャープの液晶テレビ“AQUOS”を中心に“AQUOSハイビジョンレコーダー”や“AQUOSサラウンドアンプ”をレコーダー同梱の専用リモコンで連動操作できるリンク機能である。デジタルTVと周辺家電をさらに快適で便利に使える機能だが、その内容は意外に多彩だ。ファミリンクで何ができるのか?どう便利なのか?他とどう違うのか?をフリークな視点で探ってみよう。
●マスダのおすすめメポイント
★HDMIケーブルですっきり接続
★ファミリモコン1個で全部コントロール
★機能別ボタンで一発操作
★TV+レコーダーでデジタル・ダブル録画
★番組に合ったサラウンドを自動設定
ファミリンクの内容は「ファミリモコン」「HDMIコントロール」「ハイブリッドダブレコ」という3つの機能から構成されている。各機能によって対応機器や、できることが異なるため、一緒にしてしまうと意外にややこしくて理解しにくい。そこで各機能ごとにチェックしてみたい。なお、詳しい対応機器の一覧はシャープのWebページを参照してほしい。
●ファミリモコン
ファミリモコンは、今回発表された最新のAQUOSハイビジョンレコーダー4モデル「DV-AC32/34」「DV-ACV32」「DV-ACW38」に付属している多機能リモコンだ。これらのレコーダーを買うと、レコーダーの専用リモコンとともに、ファミリモコンもオマケで付いてくる、という大サービスな仕様となっている。
 | | AQUOSハイビジョンレコーダー「DV-AC32/34」「DV-ACV32」「DV-ACW38」には、通常のレコーダーリモコン(左)のほか、ファミリンク操作のできるファミリモコン(右)も同梱されている。ファミリモコンのほうが作りがデラックスで力が入っている印象だ |
このファミリモコン1つで、TV、レコーダー、AVアンプの3点セットがコントロールできるしくみだ。逆にいうとファミリンク機能を使いたければ、AQUOSに加えて、同社のレコーダーを買う必要があるが、このあたりはパナソニックのビエラリンクと同じポリシーといえるだろう。
 | | 「リモコンのボタンで一発操作できるのがファミリンクの特徴です。機器のHDMI制御にシャープ独自のアイデアを盛り込みました」(シャープ AVシステム事業本部 デジタルメディア事業部 商品企画部 係長 岩崎宏之氏) |
●ファミリモコン対応機器
基本的なTV操作ならば、対応TVは、2004年以降の地上デジタルチューナーつきのハイビジョンTV AQUOSシリーズで可能だが、後述する「HDMIコントロール」や「ハイブリッドダブレコ」機能を完璧に使いたい場合は、今年の9月より発売されるAQUOS Gシリーズ32型以上のTVに限られる。操作可能なAVアンプは、10月発売予定のシアターラックシステム「AN-ACY1」と「AN-ACX1」内蔵のAVアンプのみとなっている。
●ファミリモコンはどう使うの?他社との違いは?
新たに専用のファミリモコンを用意して、これを中心に各機器を操作しよう、というのがファミリンクのコンセプトだ。パナソニックのビエラリンクは、十字キーによるGUI主体の操作になるため、どのリモコンでも操作できるが、GUIの階層を辿る手間がかかるのが難点だ。これに対してファミリンクでは、ファミリモコンの機能別ボタンを使ったダイレクト操作が基本になる。ファミリモコンという専用ハードが必要で、リモコンのボタン数は比較的多くなるが、各機能が個々のボタンに割り付けられているため、GUIの階層を辿る手間がなく、ボタンひと押しで機能がダイレクトに選べるのが優れた点といえるだろう。
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