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2006年6月19日
増田和夫のビジュアルフリーク
新パネルで高解像度表示。日立の録画機能付きプラズマテレビをチェック!
 | | W42P-HR9000。4月29日発売 |
●W42P-HR9000のプロフィール
W42P-HR9000は、日立のフラットTV「Wooo HR9000」シリーズの42型プラズマモデルである。高解像度の「1080ALISパネル」を新たに採用し、縦方向の解像度ではハイビジョンをそのまま映し出せる。新パネルとともに高画質回路「Picture Master HD」を新採用し、画質をさらに向上させている。また、録画機能も大きな特徴だ。TV本体に250GBのHDDを内蔵し、ハイビジョン画質の録画を実現している。日立のWoooはどう変わったのか? 本機を選ぶメリットとは何か? 開発陣へのインタビューを交えて、フリークな視点で探ってみよう。
●マスダのお勧めポイント
★42型でも高解像度表示
★明るく鮮やかで、繊細な映像
★内蔵HDDにハイビジョンをREC
★高圧縮録画でHDDを2倍に活用
★同社レコーダーと高度にリンク
●もうひと味キレイでとっても便利
本機をひとことで表すと「他よりもひと味キレイ、とっても便利なプラズマTV」と言えるだろう。キレイというのは、プラズマパネルの解像度のことで、本機は、映像表示を行うプラズマパネルに、従来のALISパネル(1,024×1,024ピクセル)の縦方向をさらに高解像度化した1080ALISパネル(1,024×1,080ピクセル)を新たに採用している。縦方向の1,080ピクセルはハイビジョンの解像度と同じで、縦方向については画素数の変換なしにハイビジョン映像を表示可能だ。他社の売れ筋42型プラズマの縦解像度が768ピクセル前後であることを考えると、縦方向1,080ピクセルの緻密さがキレイの理由なのである。
もう一息頑張って、フルHD(ハイビジョン本来の1,920×1,080ピクセル)を実現してほしい気もするが、
 | | 日立製作所 製品開発事業部 開発センタ FPD開発部 主任技師 内藤康氏(左)、同 マーケティング事業部 マーケティング本部 FPDマーケティング部 技師 鈴木宏幸氏(右) |
★日立「価格や量産性からすると、現状ではの1080ALISパネルの採用が現実的と判断しました。ALISパネルは、比較的小型な37型や42型でも縦1,080解像度を実現できます。今回のシリーズで、このメリットをさらに生かせたと思っています」
フルHDは、量産機としては時期尚早ということだろう。他社のフルHDモデルのように、大型で70〜100万円の値付けになってしまっては、多くの需要は見込めない。売れ筋の価格とサイズでワンランク上の解像度を実現できる1080ALISパネルは、熾烈なフラットTVの競争に勝ち抜くための現実的なスペックといえそうだ。
 | | プラズマパネルにはいくつかの発光方式がある。それらの中で、日立がこだわり続けてきた方式が「ALIS」である。ALISは、プラズマ電極の上下をインターレース(交互に)発光させるのが特徴だ。小型TVでも画素密度を上げやすい点と、高密度にしても輝度を保ちやすい点が利点になる。本機の1080ALISパネルも、高解像度でも明るいALISの特徴を生かして1,400cd/m2の高輝度を実現している。暗室コントラストも4,000:1と高い |
●充実した高画質回路
本機を専用ラック/スタンドに乗せると、リモコン操作で電動スイーベル(左右に首を振ること)が可能だ。42型のワイド大画面がゆっくりと首を振る様は、なかなか迫力がある。映像&音声処理では、高画質回路「Picture Master HD」を新採用している。このLSIは、従来の数個のLSIを2つのチップにまとめた回路だ。3次元のデジタルカラーマネジメントや画像認識による映像処理など、1080ALISパネルにふさわしい高画質対策が施されている。
 | | 前モデルと同様に、本体にHDDを内蔵している。別売のスイーベルラック/スタンドに設置すると、視聴方向に合わせてリモコンで左右30度の首振りが可能だ。DVDレコーダーDV-DH1000D/500Dとコンビを組めば、本機で録画したタイトルをレコーダーにムーブできる |
★日立「AVのデジタル処理は最大16ビットで行い、高い階調性を確保しています。特にこだわったのは疑似輪郭(雲や人肌などの階調に偽の輪郭がつく現象)を払拭することです。階調処理を工夫することで、前モデルと較べると、大きく改善できたと自負しています」
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