FCSでインタラクティブなコミュニケーションサイトを作成! 第2回:Flash Communication Server MXを構築しよう
2004年2月20日
今回は、『Macromedia Flash Communication Server MX』(FCS)のインストールと設定方法について解説します。また、FCSの設定に必要な基礎知識についても触れます。
FCSを使ったシステムの仕組み
「オーサリング」「サーバ」「クライアント」の関係とは?
FCSをインストールする前に、FCSを使ったシステムの構成を把握しておきましょう。システムは、大きく分けて、「オーサリング」、「サーバ」、「クライアント」の3つの部分から構成されています。FCSを使ったTV会議システムを例にとってみると、ユーザサイドに提供するTV会議画面は、Flashで作成し、各ユーザのTV会議画面は、FCSで制御します。TV会議画面は、Flash
Playerを使って表示します。
製品名
オーサリングソフト
Macromedia Flash MX 2004(以下、Flash)
サーバソフト
Macromedia Flash Communication Server MX 1.5(以下、FCS)
クライアントソフト
Macromedia Flash Player 7(以下、Flash Player)
※ 2004年2月原稿執筆時点での最新バージョン
それでは、各ソフトウェアについて簡単に説明します。
◆ Flash
音声や映像、アニメーションを組み合わせてWebコンテンツを作成するソフトウェアです。
ユーザのマウスの動きやキーボード入力に応答するインタラクティブなコンテンツを作成できます。現在インターネット上で公開されているアニメーションやゲーム、ナビゲーションやボタンなどのユーザインタフェースの多くは、Flashで作成されています。
Flashには、『Flash MX 2004』と『Flash MX Professional 2004』があります。機能の違いについては、Macromedia社の機能比較表 をご覧ください。
製品版の他に、30日間無償で試用できるトライアル版もあります。
必要なシステム条件は、次の通りです。
CPU
Pentium III 200MHzと同等、もしくはそれ以上のプロセッサ
メモリ
64MB以上の空きメモリ(128MBを推奨)
HDD
50MB以上の空きハードディスク容量
OS
Windows 98 SE 、 Windows 2000 、 Windows XP
Mac OS X 10.2.6、10.3
その他
16ビットカラー・解像度1024×768ドット表示が可能な環境、CD-ROM ドライブ
◆FCS
ストリーミング配信機能をはじめ、複数のユーザがテキストやオーディオ、ビデオをリアルタイムにやりとりする機能があります。つまり、FCSを使って、テレビ会議システムや共有ホワイトボード、遠隔教育システムなどが実現できます。機能の詳細については、第1回コラム を参照してください。
FCSは、エディション(版)によって、使用できる帯域や同時接続数が異なります。機能や価格については、Macromedia社の価格表 をご覧ください。製品版のほかに、無償のDeveloper版が用意されています。
必要なシステム条件は、次の通りです。
CPU
Pentium III 500 MHz プロセッサ以上
(デュアルプロセッサの場合、 Pentium 4以上を推奨)
メモリ
256MB 以上の空きメモリ(512MBを推奨)
HDD
50MB以上の空きハードディスク容量
OS
Windows 2000サーバ、 Windows NT 4.0 サーバSP6 以降
Red Hat Linux 7.3 または 8.0
その他
CD-ROM ドライブ
◆Flash Player
Flashで作成されたコンテンツを表示するクライアントソフトです。普及率が高く、インストールも非常に簡単なのが特徴です。その上、プレイヤの起動が軽く、起動時にメーカーのロゴが入らないので、Webサイトに違和感なく組み込めます。最新版の『Macromedia
Flash Player 7』は、Windows(Windows 98/Me/2000/XP)と、Macintosh(Mac OS 9.x, Mac OS
X 10.1.x / Mac OS X 10.2.x)用がWebから無償で提供されています。