
 |
|

|
 |
スーパーボウルのハーフタイムショー |
次に紹介したいのは、2月4日に行われたスーパーボウル(公式サイト・日本語版)です。ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、スーパーボウルとはアメリカ4大スポーツ(野球:MLB・アメフト:NFL・バスケットボール:NBA・アイスホッケー:NHL)の中でももっとも人気の高いアメリカンフットボールリーグ(NFL)のチャンピオンを決める試合です。今年はマイアミにあるドルフィンスタジアムで、インディアナポリス・コルツ対シカゴ・ベアーズの試合が行われました。
さて、どうして音楽をテーマとしたこのコラムでスポーツの試合を取り上げるのでしょうか? 実はスーパーボウルと音楽は切っても切れない関係にあるのです。
まずはアメリカのスポーツイベントでは、必ず試合前に行われる国歌斉唱です。過去にもビヨンセやスティービー・ワンダー、マライア・キャリーなど多くの一流アーティスト達が担当した大役を今年務めたのはビリー・ジョエルでした。アメリカ国歌をピアノ弾き語りで聞いたのはこれが初めての体験でしたが、意外に悪くなかったです。
そして音楽ファンにとってのメインイベントとなるのは、前半戦と後半戦の間に行われるハーフタイムショーです。去年はローリング・ストーンズ、一昨年はポール・マッカートニーと、ここのところイギリス出身の大物が続いたハーフタイムショーですが、今年は正真正銘アメリカ出身、我らがプリンス殿下の登場です。
残念ながらこの試合は天気に恵まれず大雨の中で行われていたのですが、ファンならご存じのプリンスのシンボルマークを模した巨大なステージがフィールド内に組まれ、雷鳴と膨大な花火の光の中からレッツゴークレイジーのイントロが流れ出した瞬間には鳥肌が立ちました。15分程度の短いライブでしたが、名曲1999や見張り塔からずっと(ボブ・ディランのカバー)などをメドレー形式で歌い、最後はパープルレインで締めるという手抜き一切なしの圧倒的なステージでした。
 |
スーパーボウルはCMにも注目 |
スーパーボウルの中継は、視聴率が40%を超えるお化け番組として知られており、毎年全世界で9,000万人以上が視聴すると言われています。当然そのCM放映料はとても高額であり、大企業がこの日のためだけに製作したクオリティーの高いCMを放映するため、試合の内容やハーフタイムショーとともに毎年大きな話題になっています。
スーパーボウルで流されたCMを見ることのできるサイトもあるので、興味がある人はチェックしてみてはいかがでしょうか。
半年後くらいに、ここで見たCMによく似たCMを、日本のテレビで見かけることはほぼ確実です。
 |
 |
| ハーフタイムショーのプリンス |
スーパーボウルの予告CMにもプリンスは登場< |
 |
 |
| ライブ映像はYoutubeにアップされている |
スーパーボウルで放映されたCMを集めたサイト |
 |
ネット時代のイベントとは |
今回紹介した2つのイベント、インターネットが普及していなかった10年ほど前までは翌日の新聞でその結果を知るしかなかったのですが、現在は完全にリアルタイムで速報をチェックすることができますし、中には映像を見ることができるものもあります。音楽やスポーツは外国語を理解できなくとも楽しむことが可能なコンテンツです。国境の壁を最初に破るのは文字ベースのウェブサイトではなく、映像・音楽からになるのではないかと考えています。
■著者紹介
田口和裕(たぐちかずひろ)
1969年三重県生まれ。劇団音響スタッフ>現代美術アシスタント>CGデザイナー>CDロムオーサリング>WEBディレクション等を経て2003年頃からライターとして独立。
PC系雑誌、音楽雑誌、サブカル雑誌などに寄稿。得意分野はブログやSNSなどのウェブサービスと音楽全般。また、趣味の海外旅行の経験をいかして最近は旅行関係の原稿も多くてがける。
近著に「大人のカスタマイズ旅行術・アメリカ編」(メディア総合研究所)がある。
rickdom
●リレーエッセイ 一覧へ●
●ご意見・ご感想をお寄せ下さい●
|



|
 |
















|