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自分で直せる物は直して使いたい
2006年11月17日
先日、私のサブマシンが、まったく起動しなくなった。サブマシンと言っても、何度か書いているように(*1)私は時代遅れのPC-98をメインマシンとしているため、このサブマシンで「重い」作業を一手にこなしていて、つまり起動しなくなると非常に困るマシンだ。
電源ボタンを押しても、そもそも通電する気配がないところから見て、これはおそらく電源ユニットがダメになったのだろう、という見当はついた。ショップブランドのマシンだったので、送り返して修理してもらうという方法もあるが、すでに保証期間は切れているし、時間も費用も労力ももったいない。まずは自分で交換してみることにしたのだが、あいにく手元にATX電源の予備がなかったので、翌日秋葉原に行ったついでに買って来た。
案の定、電源ユニットの交換でサブマシンは復活した。他の部分にダメージが及んでいたりもしなかったようだ。こんな風に、問題の生じた箇所だけをパーツで交換できるというのは、私にとっては大変ありがたい。もちろん素人が触ると危険な部分もあるだろうが、一般的な部分については、DIY的に直せてしまう方が、いろいろな意味で合理的だと思う。
そういう点で、私が昔から気に入らないのは、特にディスプレイ製品でのケーブル直付けというやつだ。特に信号ケーブルは、内部で細い信号線を何本も束ねているため、個々の線に断線が生じやすい。ケーブル部分だけ替えれば良いと素人目にも分かるのに、直付けではメーカーに送り返さなければならない。
一方、ケーブルが直付けになっているような製品は、もともとの価格があまり高いものではない。修理に出す費用と手間を考えれば、新しい製品に買い換えた方が良いという判断になってしまう。肝腎のCRTないし液晶パネル部分の表示機能はまだ正常なのに廃棄せざるを得ず、何ともやりきれない気分になる。
PC関係機器にも環境という字が躍る今、無駄を減らすための配慮もして欲しいと思う。
*1 「PC-98用キーボードでWindows
XPを使う」(2006年9月1日掲載)
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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