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日常的に使うキーボードを1種類にする
2006年9月5日
前回(*1)の内容は特殊なケースだったので、ほとんどの読者にとって、そんな話は無意味だと思われたことだろう。だが今回は、もう少し一般的な話に引き寄せてみるつもりだ。
その前に寄り道だが、前回の内容について友人から、リモートデスクトップ接続より前に、キーボードコンバータの利用を考えるべきではないか、と指摘された。それは確かにその通りだ。ただ私がこれまで、コンバータの利用をきちんと検討したことがなかったというだけだ。一方、どうしてもAS
keyboardを使いたい場面は、自分の机で文章を高速に入力する時なので、PC-98そのものを使えば良く、実際そうしていたからというのもある。
さて、リモートデスクトップ接続というのは、本来はリモート(遠隔)でマシンを操作するためのものだ。だが、要するにネットワーク経由で別マシンを操作できるということなのであって、実際にはサーバーとクライアントが至近距離にあっても一向に構わないのだ。本来の目的がどうであろうと、便利に使える機能があるなら、それを利用しない手はない。
リモートデスクトップ接続の何が便利かと言うと、複数台のマシンを1つのコンソールで利用できることだ。なにしろ別のマシンの動作環境が、丸ごといつものマシンのウィンドウとして扱えてしまう。テキスト程度だったらマシン間でのカット&ペーストもできる。
そして実は、こういう使い方は、たとえば携帯用ノートPCと自宅用デスクトップPCといったように、配列の微妙に異なるキーボードを併用している人にとっても便利なものになる。サーバーになる側のOSがWindows
XP Professionalである必要があるけれども、たとえば自宅用PCもノートPCからリモートデスクトップ接続で操作するようにすれば、日常的に使うキーボードは1種類で済む。逆に、自宅ではノートPCもデスクトップ機から操作するという使い方もあるだろう。ノートPCに外付けのキーボードをつなぐよりはスマートだ。
*1「PC-98用キーボードでWindows XPを使う」2006年9月1日掲載
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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