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急にメールが送信できなくなった日
2006年8月4日
先日、急にメールが送信できなくなった。私が普段、主として使っているメールアドレスは、ダイヤルアップ時代に使っていた小さいプロバイダのもので、今は接続サービスは提供していないのだが、メールアドレスだけは生きていて、引き続き使っている。ただ、数箇月に1回くらい、トラブルで1、2時間メールやWebが使えなくなることがあり、今回もそういうことかなと、特に気にしなかった。
そこで、サブとして使っている大手のプロバイダのメールアドレスからメールを送信しようとしたら、こちらからも送れない。ここでさすがに妙だと気づいて、続いて接続に使っているプロバイダのメールアドレスで送信を試みたところ、これは送れた。ここでようやく、ああそう言えば、Outbound
Port25 BlockingがPC宛てのメールにも適用されることになっていたなあ、と気がついたのだった。
実は1年半ほど前にも、同じことがあって(*1)、私はその際に、接続に使うプロバイダを変えていたのだった。さすがに時代の流れには逆らえないな、と実感し、今回は素直にあちこちのメールアドレスの設定を変更した。ただ1年半前と違って、少なくとも大手プロバイダのメールサーバーは、ほとんどがサブミッションポートでのメール送信に対応していた。主として使うメールアドレスのメールサーバーは対応していなかったので、メールアドレスとSMTPサーバーとでドメインが一致しなくても仕方がない、と思うことにした。
しかし、大手プロバイダの中でも、最近用意されたSMTPサーバーはサブミッションポートに対応していても、古くからのユーザーが使っているSMTPサーバーは対応しておらず、そのことがWebに掲示されている設定の手引きに明記されていない、といったケースがあった。たった一言、サブミッションポートでの送信を行うには新しいSMTPサーバーに変更してください、と書いてあれば、ユーザーの混乱もサポートの手間も減ると思うのだが。
*1 「善意の人に薄く広くかかる迷惑」2005年2月25日掲載
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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