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右利きでも左手用のカメラが欲しい時
2006年8月1日
私は基本的にはフリーライターだが、ここRBB TODAYの契約スタッフとして、取材記事を書くことがある。そうした仕事で記者会見に行く場合、媒体や編集部、記事の扱いによっても違うだろうが、RBB
TODAYを含めたWeb媒体では、記者が1人で行って、後で記事を書くためのメモを取りつつ、デジタルカメラでスナップも撮るということが多いようだ。
1人であれこれやるのは、結構いそがしい。まず、登壇者が代わると、その様子を撮影する。できるだけ前の方の席に座って、座ったまま撮影できると楽なのだが、うっかり記者会見場に入るのが遅れて後ろの席になった場合、前まで出て行って撮影することもある。メモ取りにノートパソコンを使う人もいるが、私は手書きの方が慣れているので、右手にシャープペンシルを持つ。その合間には、スクリーンに投影された資料も撮影しておく。
そうした時にいつも思うのは、左手用のデジタルカメラがあれば便利なのになあ、ということだ。筆記具を置いて、同じ右手にカメラを持ち替えるのが非常に煩わしいのだ。実はカメラを右手に、メモを左手で取ることも試してみたのだが、メモを取るスピードが遅くなってしまい、実用的でなかった。カメラをきちんと使い込んでいる人たちからは叱られそうな話だが、今は手ブレ補正機能がしっかりしているので、スクリーンを撮るくらいだったら、左手でもできそうな気がするのだ。
もちろん、こんな用途にはまるで一般性がない、というのはさすがに理解している。ただ、もし実際に左手用のデジタルカメラというものが存在したら、右利きの人にとっても有意義な場面、というのは、実はほかにもあったりしないだろうか。左利き用のデジタルカメラがない、という話は前にも書いたことがある(*1)が、何も私は、あらゆるカメラに左利き用も用意すべし、などと言いたいわけではない。だが、どこか1社が1機種だけでも、左手用のカメラを出してみてはどうだろうか。
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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