|
夜中に携帯電話宛てメールを送れるか
2006年5月12日
最近では、と今ごろ言うのも最早かなり時流に遅れているのかも知れないが、携帯電話のメール機能がかなり充実しているため、その人がメインとして利用するメールアドレスを、携帯電話のものにしているケースが増えて来たように思う。と、さも一般論を装って言いつつ、実は私が最近メールをやり取りするようになった人の中に、たまたまそういう人が数人いただけなのだが、それはともかく。
確かに、メールがこれだけ重要な連絡手段になって来ると、メールをいつでも、どこでも読み書きできるのは必要なことだ。そのためにこの6年ほどの間で、携帯電話でメールを利用する機能や工夫がいろいろと充実して来た。どうも私などの場合、あくまでもパソコンのメールが中心で、携帯電話でのメールは補助的な手段と考えてしまいがちなため、パソコン用メールアドレス宛てのメールを携帯電話に転送するといった方向で考えてしまうのだが、常に出先を移動し続けるような仕事をしている人の場合、携帯電話のメールアドレスをそのままメインとして利用する方が、むしろ自然な対応ということなのだろう。
ただ、そういう人宛てのメールを送る時、私はちょっと気になってしまうことがある。それは深夜にメールを送って良いのかどうかということだ。今の人の感覚がどうなのか分からないが、昔のジリジリとベルの鳴る電話を記憶している世代は、夜中に人に電話をかけるものではない、と教えられて育った。他方、電子メールの良いところは、そういうことをあまり気にせず、こちらの時間の都合で必要な事項を書き送っておけるということだった。ところが、携帯電話あての電子メールは、果たして夜中に送って良いか迷うのだ。
もちろん、ある程度メールのやり取りをするようになった時点で、メールの着信音をどういう設定にしているか聞けば良いだけの話なのだが、利用する機器などによってメールのマナーも変わるのだなあと考えさせられた。
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
●小笠原陽介 一覧へ●
●ご意見・ご感想をお寄せ下さい●
|