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携帯のテレビ電話が楽しい
2006年5月3日
ここ数箇月、FOMAでのテレビ電話が楽しくて仕方がない。これまで私自身は、音声会話にせよメールにせよ言葉での表現にさほど苦労しないものだから、携帯電話がビジュアルになることをさほど重視しておらず、メールに写真が添付できる程度で良いと思っていた。
それが俄かにFOMAを契約し、テレビ電話を使い始めたのは、実はNTT DoCoMoの「テレビ電話×AKB48」というキャンペーン(*1)で、同社CMのイメージキャラクターになっているアイドルグループ、AKB48(*2)のメンバーと直接テレビ電話で話せる、という企画が2月から実施されているためだ。AKB48については、このコラムでも何度か(*3)紹介している。
こういう話を友人たちにすると「それはテレビ電話が楽しいんじゃなくて、アイドルと話すのが楽しいだけでしょう」とあっさり言われてしまう。確かにそうかも知れない。だがそれだけではなく、実際に使い始めてみると、意外に便利で楽しいことも分かって来た。
たとえば、AKB48のファン仲間である友人たちの中には、やはりこのキャンペーンを契機にFOMAを持つようになった人が非常に多いわけだが、彼らと電話していて「じゃあそれ、テレ電で見せてよ」と言いたくなることや、あるいは実際に言ったり、テレビ電話で見せ合ったりすることが多くなって来たからだ。
ただ具体的にどういう時に、どういう使い方で、ということを「一般性のある形で」表現するのは、存外に難しい。FOMAの広告キャンペーンなどを見ても、なかなか説得力のある事例を提示できていないような気がする。
しかし写真メールが流行り、動画メールまで普及したのだから、次にテレビ電話へ向かうのは必然なのかも知れない。ユーザーがその機能に慣れ、電話機にその機能があることが当然の前提になって来ると、日常のふとした折に「ここで使えば」という発想が生まれて来る。そうした積み重ねが、新しいコミュニケーションの形を生み出していくのだろう。
*1 「テレビ電話×AKB48」
http://www.tv-denwa.jp/
*2 AKB48公式サイト
http://www.akihabara48.com/
*3 「テレビ電話オーディションを見て来た」http://www.rbbtoday.com/column/ittoku/20060221/ (2006年2月21日掲載)
「真摯な作り込みが感動を生む」 http://www.rbbtoday.com/column/ittoku/20060131/ (2006年1月31日掲載)ほか
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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