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メガバイト級のメールが来ると
2006年3月3日
1通あたりのメールの容量は「大きくても500キロバイト程度までにするべき」と言われていた時期があった。それがいつだったか、もはや正確には記憶していないが、もちろんそれより前の時代には、より小さい容量が上限であったはずだ。ただ、たまたま私が知らないだけなのかも知れないが、500キロバイトの後は、そうしたメール容量の上限が語られることはなくなってしまったように思う。
私は基本的にはフリーのライター兼コラムニストなのだが、最近、仕事で必要があって、各社から編集部に送られて来るプレスリリースのメールを、私の仕事場にも転送してもらっている。そうしたメールの中には、本文で概要だけを紹介し、詳しくはWebで、としてURLが書かれているものもある一方、Word形式またはPDFでのリリース文のほか、製品の写真などが添付されていることが少なくない。ソフトウェアの場合、実行画面をキャプチャした画像が複数になることもあり、メール1通あたりの容量が、かなり大きいものになる。
そういうメールでは、数メガバイト程度は可愛い方で、10メガバイトを超えるものもしばしば見受けられる。もともとIT系企業からRBB TODAYのような媒体向けのプレスリリースなのだから、送り手側も受け側も太い回線で接続されているはずで、実際問題として送れてしまう。ただ、私のように個人アカウントに転送を受けようとすると、かなり大変だ。
私の仕事部屋はまだADSLで、回線速度は下り2〜3Mbpsしか出ないが、メールを受け取る分には少し気長に待てば良いだけなので、そんなに問題はない。しかし、実はそれよりも困ったのは、プロバイダの用意してくれるメールボックスの容量だった。個人で使っている分には50メガバイトでも十分過ぎるほどだったのに、今ではうっかり1日放置するだけでメールボックスがあふれてしまいかねない。
そして実は、同じようなことが個人と個人の間でも起こりつつある。この続きは次回に。
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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