|
マシンがイカレてさあ大変
2006年2月7日
実は今、かなり焦りながらこの文を書いている。私が日ごろ原稿書きに使っているメインマシンが、急に起動しなくなってしまったのだ。未だにPC-98とWindows98などという組み合わせで、メインとは言いつつ手持ちのマシンの中で性能は最も低いので、今日の仕事はどうにか他のマシンでやり繰りできる。ただ、手の放せない仕事をしている最中なので、原因を調べたり復旧したりといった作業は後回しにせざるを得ないのが、大変もどかしい。
しかも、焦っているとロクなことをしないもので、せっかくバックアップしてあった、正常に動作していた時の状態に戻したつもりが、何をどうしてしまったのか、そちらでも同じ症状が出始めるではないか。さあ困った。
どうやらOSが起動しなくなっただけで、データファイルなどは無事のようだということだけは確かめられて、とりあえず少しは安心できた。だが、そんな時に限って、ちょうどバックアップをしばらくサボっていたというのが、あまりにも約束通りで、我ながら苦笑するほかない。つまり最近のデータについては、そのマシンの中にしか入っていないものがあり、せめて起動だけでもしてくれないと、それを引っ張り出すこともできないのだ。
今日は仕事が終わったら、徹夜で復旧作業かなあと覚悟を決めたところに、友達から電話がかかって来て、今晩酒を飲みに行かないか、という。しかも先日ちょっと彼の仕事の手伝いをしたものだから、おごってくれるという。泣く泣く断ったが、どうしてこんな日に限って、そんな話が飛び込んで来るのか。ここまで来ると、書いている私自身、作り話くさい気がして来てしまうが、本当の話だ。
いや、まだ油断するのは早いかも知れない。きっとこの分だと、ちょうど復旧作業を始めた頃になって、憧れのあの人から、何か急な相談で会いたいと言われるに違いない。もちろんそんなことになった時は、千載一遇の機会を逃さずに駆けつけるつもりだけれども。
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
●小笠原陽介 一覧へ●
●ご意見・ご感想をお寄せ下さい●
|