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パーティ向きのデジカメが欲しい
2005年2月8日
パーティグッズとしてデジタルカメラは強力だ。中には写真嫌いの人もいるが、たいていの人は写真を撮ったり、写ったり、互いに見せ合ったりするのを好む。その点、撮ったその場で、モニタ画面で写真を見せられるデジカメは、非常に好都合なのだ。
かつてそのような使われ方をしていたのは、インスタント写真だった。だが、これの困るところは、撮った写真を被写体の人にあげてしまうと、撮影者の手元には何も残らないことだった。デジカメなら被写体の人に見せてあげつつ、手元にデータも残る。ついでに「後でデータ送るから!」などと言って、メールアドレスも聞き出せる、かも知れない。
しかし、裏返せばそれは、デジカメがインスタント写真に劣る点でもある。つまり、その場では相手に渡せない、ということだ。パーティグッズとしては、参加者どうしが写真を見せ合えるプリントがあることは重要だ。
ちなみに以前、プリンタ一体型のデジカメというものもあった。私は使う機会を得なかったのだが、カタログデータの印刷時間から見る限り、あまり便利そうに思えなかった。また、一部のデジカメやカメラ付き携帯電話などは、赤外線(IrDA)で小型プリンタにデータを転送できるが、赤外線の場合、転送中はカメラの動きが大きく制限されてしまう。
そんなわけで私が欲しいのは、撮るそばからメモリの内容を次々に電波で飛ばしてくれる機能を持ったデジカメだ。Bluetoothのような近距離の転送で良いが、ただ、転送は撮影操作とは別に、バックグラウンドで並列動作して欲しい。プリンタはズボンのベルトに通したポーチの中にでも入れておいて、送られてきたデータを片端からプリントしていれば良い。もちろんその間も、カメラでは次の写真を撮影していられるというわけだ。
一般的なニーズとまでは言えないかも知れないが、もし実際にそういうものがあれば、意外に便利に使えるのではないだろうか。
■著者略歴
小笠原 陽介 (おがさわら ようすけ)
理系のココロを文系のコトバで語るフリーライター兼コラムニスト、時々ジャーナリスト。ITによる人間と社会の変容に問題関心を持ち、独特の視点から発言を続ける。
主な著書:『PC-98パワーアップ道場』1998,ソフトバンク
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