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Slash Games編「直撃!ゲーム最前線」

GAMES on Windows Vista!(2)
〜Windows Vistaの導入準備とラインアップの確認〜

2007年1月18日
ライター 林利明(リアクション)

 Vistaの導入で気になるのは、やはりパフォーマンスとハードウェア構成だろう。最低限の要件とHome Basicの推奨システム要件、およびHome Premium、Business、Ultimateの推奨システム要件を、表にまとめた。意外と低いハードウェアスペックだが、快適に利用するにはもっと高いスペックが必要と考えてよい。

 具体的にどの程度かというと、Windows Vistaが備える「パフォーマンスの情報とツール」が目安を示してくれる。これは簡単なベンチマークツールで、Vistaをどれくらい快適に使えるかを簡単な基本スコアで表す。基本スコアが「3.0」以上なら、大きなストレスなくVistaを使えると考えてよい。「4.0」以上でかなり快適、「5.0」以上なら現時点で最高クラスのPCだ。

 パーツ単位で見ると、CPUにはインテルのCore 2 Duoか、AMDのAthlon 64 X2が欲しい。メモリは1GB以上で、HDDはUltraATA100以上かSerialATA接続ならば、基本スコアの「3.0」以上はクリアできる。また、Vista環境で重要度が大きく増したGPUについてだが、3Dゲームを快適にプレイするためには、いわゆる「ミドルレンジ」と言われるCPUが最低ラインと思っておくべきだろう。NVIDIAのGeForce 7600シリーズ以上、AMD(ATIテクノロジーズ)のRADEON X1600シリーズ以上が欲しいところだ。

 手持ちのPCをWindows Vistaにアップグレードするときの目安については、マイクロソフトの「Windows Vista Upgrade Advisor」ツール(http://www.microsoft.com/windowsvista/getready/upgradeadvisor/default.mspx)が参考になる。

最低システム要件
CPU 800MHz、32bit(x86)、または64bit(x64)プロセッサ
メモリ 512MB
HDD 20GB以上で15GB以上の空き容量
GPU SVGA(800×600ドット)
その他 CD-ROMドライブ

Windows Vista Home Basicの推奨システム要件
CPU 800MHz以上の32bit(x86)、または64bit(x64)プロセッサ
メモリ 512MB以上
HDD 20GB以上で15GB以上の空き容量
GPU DirectX 9対応、32MB以上のVRAM
その他 DVD-ROMドライブ/インターネットアクセス/オーディオ出力

Windows Vista Home Premium、Business、Ultimateの推奨システム要件
CPU 1GHz、32bit(x86)、または64bit(x64)プロセッサ
メモリ 1GB以上
HDD 40GB以上で15GB以上の空き容量
GPU Windows Aero対応、128MB以上のVRAM
DirectX 9対応、ピクセルシェーダ2.0のサポート、Windows Display Driver Model (WDDM)対応ドライバ、ピクセルあたり32bitの色深度
その他 DVDドライブ(記録型)/インターネットアクセス/オーディオ出力

上記表のパーツ構成で自作したPCの基本スコア。これくらいのマシンスペックがあれば、Vistaの動作が「重く」感じることはない。GPUの基本スコアは、3D効果を多用したWindows Aeroユーザインターフェイスのパフォーマンスと、3Dゲームのパフォーマンスに分けて表示される。後者のほうが高い性能を要求されるようだ(基本スコアが低く出る)。今回のテストPCはビデオカードのみ世代が古いが、3Dゲーム環境の基本スコアでも、「4.7」という比較的高い値をマークしている

テストマシン
マザーボード GIGABYTE「GA-965P-DS3」
CPU Intel Core 2 Duo E6300(1.86GHz)
メモリ UMAX PC2 6400 DDR2 SDRAM 2GB(1GB×2)
HDD 日立グローバルストレージテクノロジーズ
Deskstar T7K500(250GB / HDT725025VLA380)
ビデオカード GeForce 6600GT
OS Windows XP Professional SP2
Windows Vista Ultimate RC1
ディスプレイドライバ Windows XP:ForceWare 93.71
Windows Vista:FoeceWare 96.85

Windows XP Professional SP2環境とWindows Vista Ultimate RC1環境で、スクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY XI for Windows - Official Benchmark Program 3」を実行してみた。テストPCのハードウェア構成とディスプレイドライバのバージョンは、表xの通りだ。Vista環境でも問題なく動作したが、ベンチマークのスコアはWindows XP環境のほうが大幅に高い。VistaとディスプレイドライバがRC版であるため、純粋な比較にはならないが、成熟したWindows XP環境のほうがパフォーマンスを引き出せているようだ。3Dゲームに限っていえば、プレイしているタイトルがWindows XP環境で快適に動作しているなら、当面はVistaに移行しないという選択もアリだろう

Vistaの代名詞的に語られる、Windows Aeroを用いたタスク切り替えの「Windowsフリップ3D」

旧来のWindowsクラシックスタイルも用意されている。Windows Aeroをはじめ、すべての視覚効果を無効化すると、Vistaの動作が目に見えて軽くなる。Vistaのユーザインターフェイスで使いたいときは、画面のデザインを「Windows Vistaベーシック」に設定するとよい。Windows Aeroの3D効果がなくなるだけで、デザインと操作性はほとんど同じだ。特にチップセット統合グラフィックスのPCでVistaを使う場合は、Windows Aeroの無効化、視覚効果の無効化が効果的

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