Slash Games編「直撃!ゲーム最前線」
ハイファイブ・エンターテインメント社長
澤 紫臣氏が語る夢の続き『Bright Kingdom Online』
2006年2月23日
聞き手:杉山淳一
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突然の社長辞任、そして新たな出発
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| ハイファイブ・エンターテインメント代表取締役CEO 澤紫 臣氏 |
2005年10月22日。『塩肉ぶろぐ』にこんな記事が掲載された。
「私、澤紫臣は、株式会社KESPIの代表取締役を退任することとなりました」
この情報はMMORPG『SealOnline』のコアユーザーを驚かせた。澤氏がSealOnlineを運営する会社の社長だから、というだけではない。自分が遊んでいるMMORPGの運営者が変わることなんて、ゲーム世界の住人には深く関係ないことのはずだ。しかし、彼らにとって澤氏−Sionicは仲間だった。いつも遊んでいた仲間が突然いなくなってしまう。そんな驚きの中で、Sionicは25日にゲーム内で"定例会見"を開いた。これはSionicがいつも行っているイベントだ。Sionicにとってゲームユーザーとの対話の場であり、会見に参加したユーザーは、会見のあとに一緒にモンスター狩りをするなどしてコミュニケーションをとるのが習慣になっていた。
いつもは文章を用意して、ブロードキャストとして流しつつ、合間にキャラクターでしゃべる、というスタイルだった。しかし、このときはすべてキャラクターに語らせた。自分の言葉(打鍵)で伝えたい、と思ったという。タイプミスがいくつも混じる"フキダシ"を、700人以上のユーザーが見つめていた……。
その後、Sionicのブログは新たな場所で再開し、澤氏の動向が少しずつ明らかにされた。それから4か月。澤紫臣は新しい会社を興して帰ってきた。手みやげは『Bright
Kingdom Online』と『アリアスストーリーオンライン』という、2本の新作MMORPGだ。"澤氏がやりのこしたもの"、そして"新たな挑戦"とはなにか。それを聞くために、仮設事務所(新オフィスは3月オープンだそう)を訪ねた。