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講演選びのポイント
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| ナムコ岩谷徹氏の講演風景 |
なお各カンファレンスは、大きく基調講演と通常の講演、ラウンドテーブルに分けることができます。さらに今年からはFuture
Vision Trackという新しいトラックが誕生しました。特に重要なセッションについては、今年から日本語の同時通訳サービスが行われることになりましたので、どのセッションで通訳が行われるか、ガイドブックで確認されると良いでしょう。これらをすべて1人で回ることは事実上不可能なので、取捨選択の基準を持つことが大切です。重要な基調講演や有名クリエイターのセッション、自分の業務に関係のある講演などを中心に、バランスよく聴講されることをお勧めします。
ちなみにGDC 2005では日本人による講演も予定されています。これらはほとんどすべて英語に同時通訳される関係上、日本人セッションは会期中きれいに分散しています。実際にGDC
2004では、日本人講演者と基調講演だけを聞くだけで、ほとんど会期が埋まる日程となっていました。日本人講演者のセッションは日本のプレスによって後から報道されるので、いかに日本人講演者のセッションをスキップするか、という点がスケジュール設定の意外なポイントになるかと思います。
講演は日本人スピーカーや一部同時通訳サービスが行われる物を除けば、すべて英語で行われます。ヒアリングができなくても、プレゼンテーション資料の単語を拾っていけば、大ざっぱな意味は掴めるでしょう。この時、小型の電子辞書があると重宝します。特にプログラマーの方などは、プレゼンテーションの資料を眺めるだけで、かなりのレベルまで理解できるかと思います。ビジュアル系セッションは、プレゼンテーション資料が視覚的な物が多いので、英語が苦手な方でもお勧めです。とはいえ、どうにも理解しがたいセッションに遭遇してしまうこともあります。このような時は静かに退出して他の講演を途中から聴くか、会場周辺をぶらぶらしてみるのもお勧めです。
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| ロビー風景 |
ちなみに1日中英語の講義を聴いていると、だんだん日本語が恋しくなってきます。会場内でアジア系の顔の開発者を見たら、とりあえず日本語で声をかけてみましょう。ここ数年GDCでは中国や韓国などアジア系企業の開発者の参加が急増していますので、もしかしたらあなたが声をかけた人は日本人ではないかもしれません。そんな時こそ「異文化交流」のチャンスです。E3と異なりGDCは開発者コミュニティの精神がベースとなっており、よりフレンドリーな雰囲気が漂っています。運良く日本人の開発者に遭遇したら、ここぞとばかり日本語を話して鬱憤をはらしましょう。会話のネタは「面白かった講義」「お勧めの講義」「パーティの情報」「日本での仕事」「上司の愚痴」など山のようにあります。大手企業の方なら、意外と自社の別部署の方と会われるかもしれません。
また西洋の開発者だからといって、臆することはありません。言語の関係上、日本の開発情報はなかなか海外に出ていくことがないため、彼らは日本人の開発者と生でコミュニケーションをとりたがる傾向にあります。もし相手の英語がわからなければ、“Pardon
me?”としつこいくらいに繰り返してみましょう。必ず「ゆっくり」「はっきり」「わかりやすい」英語で話してくれるはずです。メモによる筆談もお勧めです。前提条件として相手は日本人の開発者と話をしたがっているのです。恥ずかしがる必要はありません。経験上、海外でのコミュニケーションは語学力よりも人間力の方がモノを言います。ニンテンドーDSのピクトチャットで会話しても良いかも知れません。