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Slash Games編「直撃!ゲーム最前線」

GDC 2005の歩き方 〜出発準備から食事まで

2005年1月25日

ライター 小野憲史


 それでは本稿ではGDC 2005の歩き方について、より実践的なtipsを紹介していこうと思います。ただし、ご存じのように今年からGDCは開催地がサンフランシスコになりまして、残念ながら僕は今までご当地に行ったことがない。名物のケーブルカーに乗ったこともなければ、会場周辺がどうなっているのかも、よくわからない。そのため前回、前々回(GDC 2003、2004)の経験をもとに、概要をご紹介してみたいと思います。

 現地に行くまで
 


会場風景

 まず、GDCに来ようと思ったら、最低でも航空券とホテルの手配が必要になります。航空券についてはJTB、HISなどの大手代理店扱いの物で、往復50,000円前後が現在の相場のようです。GDC 2005の会期は3月7日(月)から11日(金)までですので、普通は3月6日(日)日本発の便と、3月12日(土)現地発の便を予約されるかと思います。これだと日本着が日曜日になりますしね。ただ、もし余裕があれば現地発を1日遅らせて、市内のショッピングモールやゲームショップ、あるいはFry’s(フライズ)のような大型家電量販店などの見学を入れられると、より複合的な視察ができるのではないかと思います。実際の売場を見るのはとても重要ですからね。

 次にホテルです。GDC 2005の日本語サイトにも代表的なホテルが紹介されています。中にはGDCの登録料割引サービスを受けられるホテルもあるので、参考にしてください。ただし、どれも結構なお値段です。会社の経理を通して、航空券と一緒に旅行代理店で予約される、という方が多いかとは思いますが、個人で支払うにはちょっと高いんですよね。幸いにもサンフランシスコにはBARTという地下鉄が走っており、会場のモスコーニ・センターとの連絡もいいので、BARTの路線沿いにある郊外のビジネス・モーテルを予約されるのが、コスト削減にはお勧め。モスコーニ・センターの最寄り駅はPowell St.(パウウェル・ストリート)です。最近のアメリカのホテル検索・予約サイトには、ホテル紹介欄に最寄りの交通機関へのアクセス方法が記されている物もあるので、参考にされると良いかと思います(参考:http://www.ichotelsgroup.com/ ホリデーインなどアメリカの代表的なビジネス・モーテルチェーンの公式サイト)

 さて、ここからは現地での歩き方について紹介してみましょう。例として3月6日に現地入り、13日出発の日程を考えてみます。

 まず3月6日です。この日はサンフランシスコに着き、ホテルにチェックインしたら、まず会場の下見を兼ねて、交通機関の確認をされると良いでしょう。すでに日本でGDC参加のための登録を行っていれば、会場でパスが用意されているので受け取ってください。まだ登録をすませていない人も、会場で直接登録が可能です。登録をすませると、GDC会期中の全講演スケジュールが記された大きなリストと、GDCのガイドブックを渡されるので、忘れずに受け取って下さい。

 会場の下見が終わったら、この日は特にすることがないので、会場周辺をぶらぶらしましょう。ついでに安くて美味しそうなレストランのチェックをしておくと、後々に便利です。ホテルに戻ったら、ガイドブックを下見してカンファレンスのスケジュール確認をしながら、早めに休んで時差ボケを解消して下さい。

 カンファレンス スタート
 


GDC2004でのシリアスゲームサミット

 3月7日と8日には、GDC TutorialsとSerious Games Summit、GDC Mobileのカンファレンスが始まります。

 GDC Tutorialsはゲーム開発のさまざまな主要技術を2日間みっちり講演するというものです。毎年マイクロソフトがDirect Xの最新技術動向を発表するほか、Open GLのレンダリング技術や、ゲームデザインのワークショップなど、現時点で13のカンファレンス・トピックが予定されています。Serious Games Summit(シリアスゲームサミット)は、ゲームテクノロジーの教育や医療など非エンタテインメント分野への応用について議論するためのカンファレンスで、昨年からGDCのTutorials-dayに組み込まれました。GDC Mobileは携帯電話ゲームでのゲーム開発に関するカンファレンスです。本カンファレンスと異なり、時間をかけてかなり専門的な講演がなされるので、自分の関心分野に絞って聞かれるのが良いかと思います。

 また3月8日の夜には、日本人参加者向けの特別オリエンテーションと、日本人を含むアジア系企業の参加者を対象にした“East meets West”パーティが開かれます。欧米の開発者と直接話をする良い機会なので、ぜひ参加をお勧めします。

 3月9日からは、いよいよGDCの本カンファレンスが始まります。1セッションの時間は90分、このうち60分くらいかけて講義が行われ、30分くらいが質疑応答に当てられる、というのが標準的なパターンです(基調講演など質疑応答がないセッションもあります)。会場に入ると入り口で評価シートがもらえるので、講義内容を評価して、退出するときにスタッフに手渡して下さい。講義と講義の間には20分程度の休憩が入ります。会場の要所にはコーヒーやソフトドリンクのサービスが行われますので、ここで一服するのも良いでしょう。ただしアメリカらしく会場内は禁煙(だったと思う)ですので、タバコを吸いたい人は我慢が必要です。

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