■金字塔「Quake II」の続編という名に恥じない作品作り 筆者 「Q4」は「Q2」の続編だということですが、期待できることはなんでしょう? キャロリン・ロー(以下、キャロリン) まずこのタイトルは最初に「Q2」で描かれた地球軍とストログ(Strogg)軍の間で行われている大戦争を中核としています。ですのでプレーヤーは重厚長大な産業建築物や各種武器、そしてキャラクターのテイストなど前作との共通点を多数見ることができるでしょう。 ですが、「Q4」の3DエンジンはDOOM3エンジンを採用しています。だから私たちとしては、この戦争が如何に巨大な規模で行われているのか、ストログ人たちが如何に卑劣なのか、ということを存分に描けるようになりました。いままでいろいろな近未来戦争をテーマにしたゲームがありましたが、ここまでインパクトが強い作品はないんじゃないでしょうか? ホバータンクに搭乗したり、メカニカルウォーカーに搭乗したり、広大な世界を歩きまわったり…と自由度も高いです。 ただ、基本的には部隊の仲間とともに戦うっていうシーンが多いんです。ここでも、最新技術が如何に表現力を向上させるか、見せつけてくれます。優れたA.Iとスクリプティングなどをはじめとした数々の最新技術が実装されているおかげで、チームとして「Q2」の世界観とゲームスタイル、そして緊張感あふれるゲームデザインを踏襲しつつ、ここで語られる戦争をよりリアルに、質感を伴って表現するべく尽力しました。世界観にどっぷりと漬かれるようなゲーム作りができたと思っています。 筆者 「Q4」で期待できる展開はどのようなものですか? キャロリン 「Q4」は正真正銘の「Q2」の続編です。だからストーリーラインもそのまま、「Q2」が終了したところから始まっています。1人の地球海軍の兵士がストログ軍に大きなダメージを与え、最終的には軍がストログ星に逆襲を加えるためのきっかけを作ることに成功しました。プレーヤーはエリート部隊であるライノ部隊に所属するマシュー・ケインとして、地球軍の第2波攻撃に関わっていくことになります。