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8月☆日<フィールドボードの理想と現実> |
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その翌日。
この日は10時からテニスコートを予約していたのだけれど、実は私はここへ行く、と聞いてホームページをチェックして以来、ぜひともやってみたい! と思っていたものがあったので、子供たちを連れて一足早くキャビンを出た。向かったのはフィールドボードのエリア。
ご存知でしょうか、フィールドボード。なだらかな芝生の斜面をブレーキのついたスケボーで滑り降りる、というようなもの。グラスボードとかマウンテンボードとどう違うのか、細かいことは判らんが(どうもマウンテンボードにはブレーキがついていない風)、これに挑戦してみたかったのだ。
バブル期スキーヤーだった私は、スノボが流行る前に冬山から遠ざかってしまった(だって寒いし、面倒だし)のだけれど、スノボに興じる人々をテレビなんぞで見かけるたびに「ううむ、ちょっとやってみたい。これはきっと、わりと私は巧くできるような予感がする」と何の根拠もないのに勝手な想像を膨らませていたのだ。でも今更こんな年でスノボ始めるのもちょっとねぇ、もうウエアも持ってないし、というためらいがあり、雪山に出かけるほどの根性がなかった。
そこにフィールドボードである。Tシャツに七分パンツでできるんである。スノボとはちょっと違うがまぁ似ている。これが挑戦せずにいられましょうか!
「この芝生を滑り降りるんだよー! 絶対楽しいよ!」と子供たちを丸め込み、レンタル料金を払って借り出した3台のフィールドボード。
事前にマウンテンボードに詳しいまんぼう倶楽部でしっかり予習もしていたので「サッカーのときボールを蹴るほうの足を後ろにするんだよ!」などと偉そうに指導し、最初は斜面の中腹ぐらいから、練習を開始してみる。
が、この日は朝から太陽ギンギンの夏日。ボードを引きずって斜面を歩くだけで汗だくだく。しかもこれ、運動不足の身としてはバランスをとるのも容易ではなく、足の裏側の筋肉やら、脛やら、普段まったく使わないところにもの凄い力が入って、まったくもって難しい。「私はきっと巧いはず」なんて思い上がりもはなはだしく、まんぼう倶楽部で「悪い基本ポジション」として紹介されているへっぴり腰状態を脱することがまったくできない。2回ほど滑ってみたところで、早くも足腰ガクガクになり、あっけなく座って「ソリ」として楽しむことに……。
大体ねー、こんなものそう簡単にすいすい滑れたりするわけないよ! と自分を慰めていたのだけれど、ふと気がつけば子供たちは恐ろしいことにかなり上達していた。この順応性はいったい何? 子供は怖いもの知らずだから? 転んでも体重軽くてダメージ少ないから? と釈然としない気分になっているところに、遅れてふたりのパパ登場。「やってみたい」と言うので無理はしないように、と私のボードを貸してみた。
すると、わずか2回目で早くもすっかり姿勢がさまになり、3回目からはぐいぐいターンまでかまして滑り降りて行くではないか! 44歳なのに。体重私より重いのに。日ごろ運動なんかしてない人なのに! さらにその後からやってきた従姉に至っては「うわーこれ怖いねぇ!」なんて言いつつも、1回目から私より滑れていた。
そういえば、スケボーゴーゴーも、一面でさえ、すんごいクリアするのに時間かかったもんなー。ボード系、下手だったんだなぁ私。ショック……。
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