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第11回:暢気極まりない夏休みの日々の巻。
2004年9月6日
「ほんっとーに毎日うんざりするほどの猛暑だった夏もようやく終わりを迎え、秋の気配を感じるようになりました。いよいよ読書の秋到来! 今回は過ごしやすくなった秋の夜長に相応しい、しんみり涙しつつも読み終えた後には元気が出てくるような小説をご紹介します〜」
たまにお声のかかるFM東京の番組でお薦め本を紹介するワン・コーナー。
実際はこんな流暢になんて話せてないんですが、そこはまぁ置いといて。
収録したのは8月下旬。夜、犬の散歩に出かけるとほんと涼しくて、どこからともなく鈴虫の声なんか聞こえてきちゃったりなんかして「いやぁマジですっかり秋の気配ですなぁ。あんな暑かったのが嘘みたい!」状態だったわけですよ。
で、迎えた放送当日。
関東は、台風一過で朝から30度を超える猛暑。夜も当然熱帯夜でございました。
全然、ちっとも、「秋の気配」でも「過ごしやすく」もないじゃんか! クーラーがんかんにきかせた部屋でジタバタする俺。
あぁ、確かこの連載の8回目でも、6月に発売される雑誌の原稿を5月に「梅雨の季節で鬱陶しいですね」なんて書いた挙句、全然雨が降らずに深く反省したはずだったのに!
同じ失敗をまた繰り返してしまった……。やはり脳味噌が腐っているに違いない。
そんなわけで、外界の天気に惑わされるのはもうやめて、引きこもりの部屋から11回目を迎えた逃飛行をお届けしたいと思います。地味にな。
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8月★日<キャンプの思い込みと現実> |
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3日で睡眠7時間というゲロ吐きそうな状態でどうにかお盆前進行をクリアし、前回の最後に書いた祖母のお見舞いを兼ね松阪へ。が、その前に、途中の名古屋に住んでいる従姉から「子供たちと長野へキャンプに出かけるんだけど、松阪行くならその前にさっくり寄って、一緒に行こうよ〜」との連絡が。従姉は父方の伯母の娘で、私にとっては姉のような関係で、家族ぐるみで親しくしているので「おお、それはぜひに!」と同行させてもらうことに。
行先は駒ヶ根高原家族旅行村 アルプスの丘。
名古屋の郊外に住んでいる従姉たちの家からは、車で5分ぐらいのICから高速でわずか2時間足らず。駒ヶ根ICを降りてからも10分弱と意外に近い。途中、ダラダラとSAで昼食を食べたりソフトクリームを食べたり五平餅を食べたりフランクフルトを食べたりしつつ(誰ですか食べてばっかじゃん! なんて言っているのは! そのとおりだけど!)、11歳&8歳の子供たちと車内で歌など唄いつつ、ダイエーに寄って食料も買い込みいざ到着。
が、到着してみたら沢山あるオートキャンプのサイトではなく、従姉はしっかり2階建てのキャビンを予約していた。お姉ちゃん、これはキャンプではなく単なる避暑地への旅行では? とは思ったものの「キャンプだ〜!」と盛り上がる子供たちを前に否定するのも大人気ないかと気を取り直す。ま、私はむちゃくちゃインドア人間なので、寝袋で寝るより布団で眠られるほうが有難いんだけど。
この日は周囲を探索し、材料も場所もすべて揃えてもらったバーベキュー(という名の鉄板焼きだが)を食べ、温泉へ行って早めに布団を並べて枕投げなんぞして、早めに就寝。
寝ながら話をしていたら、8歳のさおちゃん(仮名)が「香織ちゃーん、キャンプって楽しいね!」と耳元に体を寄せてきた。
キャンプ……キャンプね……まぁいいか。
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