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●韓国のドラマ好きはモバイル環境まで変える
束草といえば限りなく続く海水浴場と青い海、そして韓国を代表する山「雪嶽山(ソルアグサン)」の入口ともいえる場所だ。この夏韓国ではリゾートやホテルではなく、自前のテントと車で利用する「オートキャンプ」が大ブーム。私も早速ネットで一式買い込んで、雪嶽山国立公園でキャンプに挑戦している。
夜テントの前でバーベーキューをしてお腹いっぱいになったところで、皆さんは何をやっているのかな〜と観察したところ、ほとんどの人がDMB(digital multimedia broadcasting)受信携帯電話や車のナビゲーションを利用して8時と10時のドラマをしっかり観ていた。地下鉄の中でも携帯電話を利用してテレビを観る人が増えているが、この山奥のキャンプ場にまでDMBが届くとは驚きだ。
DMBとは、移動しながら受信するモバイルテレビのことで、韓国では衛星DMB(日本のモバHO!と同じ衛星を使う衛星モバイル放送)と地上波DMB(日本のワンセグと同じ地上波放送をそのまま受信)があり、どちらも全国どこでも地下鉄で移動しながらもテレビを受信できる。地上波DMBはサイマルだが、衛星DMBは有料でドラマを24時間再放送するCATVが視聴できるので、ドラマ好きにはたまらない。
●地下鉄でも携帯・モバイルTVとも利用可
韓国では携帯電話はいつでもどこでも通話ができなければ意味がないと思われているため、地下鉄の中でも携帯電話をマナーモードに切り替えるどころか大声で話している人もよく見かける。携帯電話を利用したモバイルテレビも、全国どこでも途切れず利用できなければ意味がなく、地下鉄駅構内の片隅にはキャリア3社のロゴが入った中継器の箱と一緒に、DMBのギャップフィラー(電波の届きにくい地域や場所の受信特性を改善する装置)も設置されている。実はこのDMB、世界で初めて商用化されたモバイルテレビで、衛星DMBは2005年5月から、地上波DMBは2005年12月から放送されている。
2007年5月末現在、衛星DMB携帯電話の加入者は113万、地上波DMB携帯電話は236台、カーナビやノートパソコン、受信機などが297万台、合計533万台にのぼる。韓国で発売される携帯電話、ナビゲーション、PMP(Portable Multimedia Player、PDAのような動画再生機)のほとんどがDMB受信対応端末で、衛星DMBと地上波DMBを同時に受信できる端末も増えている。
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