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●「明朗少女成功期」の王子様チャン・ヒョクの復帰作
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| 「ゴマッスムニダ(ありがとう)」韓国MBC番組サイト |
今、夜9時55分からMBCで放映中の水木ドラマ「ゴマッスムニダ(ありがとう)」。これは韓流に関係なく、ドラマ好きにはぜひ観ていただきたい作品だ。「医者のミスでエイズにかかった子どもと痴呆症の祖父を養う未婚の母と、恋人をガンで亡くした性格のきつい医者が出会い恋に落ちる」。これだけだといつものパターン? と思われがちだが、目の肥えた厳しいドラマ評論家達(つまり女性達)から、これはかなりいいと合格点をもらった作品だ。
水が流れるように自然に淡々と描かれる出会いと、恋と試練。韓国ドラマにありがちな偶然の連続も、鳥肌が立つようなわざとらしい三角関係もない。不自然な点をあえて指摘するなら、一生懸命に生きる母と子の姿が善良すぎることくらい。
「明朗少女成功期」の王子様、チャン・ヒョクが軍を除隊して、復帰作としてこのドラマを選んだのは正解だ。チャン・ヒョクは、ソン・スンホン同様、兵役逃れのためにブローカーに賄賂を渡したが発覚し、逃げるように入隊。このため、「このまま引退か?」とまで言われていたが、そんな心配をよそに、一段と演技に磨きをかけて戻ってきた。記者会見では「タイトルどおり、ファンのみなさんへのありがとうの気持ちを込めて挑みます」と話していた。
ガンにかかった医者ジミンは、輸血を間違えるミスを犯し、小児患者をエイズ感染させてしまう。死ぬ前に謝りたいと、大きなくまのぬいぐるみを買って子供がいる島へ向かう。恋人のギソもジミンを追いかけていく。そして島へ渡る船の上で、ボミ(エイズにかかった女の子)に会ったジミンは、ボミとギソの前で息を引き取ってしまう。ジミンが亡くなり、何も手につかなくなってしまったギソ。実は、ギソも医者だが患者の保護者を殴りクビになってしまった。見かねたギソの母は、ギソに自分のビジネスを手伝わせるため、ボミがいる島のリゾート開発計画を持ち出し、優秀な社員ソクヒョンと一緒に島へ行かせる。それから、ギソとボミ、そして母親の3人のストーリーが展開する。
チャン・ヒョクにとっては2年ぶりのドラマだが、何事にも適当で、言葉使いは荒く文句ばかり、しかし意外に義理と人情溢れるお坊ちゃまのこの役の適任者はチャン・ヒョクしかないだろうとまで言われている。「明朗少女〜」での役柄を、さらにパワーアップさせたような印象だ。何を言われても「僕は育ちが良いから、そんなことはできませんよ〜」と絡むところもかわいい。
韓国で今もっとも話題の高視聴率ドラマ「ゴマッスムニダ」、これも旬なうちに観ておきたい。今後が期待される俳優チャン・ヒョクを応援するためにも、ぜひ観てあげてほしい。
視聴!<ゴマッスムニダ(ありがとう)>
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ゴールデンウィークはどこへ行っても人人人。こういう時には、家でダイエットにもいい韓国料理に挑戦して、ゆっくりドラマ三昧というのはいかがだろうか? わかりやすい簡単レシピはロッテが運営する韓国ポータルの「グルメ」ページがお勧め。私も太王四神記の予習コラムを書いているのでこちらもご覧いただきたい。
韓国にはゴールデンウィークといえる連休はないが、こどもの日は日本と同じく5月5日。振り替え休日制度がないので、こういう日が土曜日と重なると悲しい。日本のゴールデンウィークが羨ましい〜。
(趙章恩)
■著者紹介
趙章恩(チョウ・チャンウン):韓日ITジャーナリスト
3歳から高校卒業まで韓日を行き来する生活で、中学生の頃から通訳として活躍。韓国大手商社の日本担当を経て現在ITジャーナリストであると同時に、世界中から殺到するIT視察団を切り盛りするコーディネーターとしても多忙な毎日を送っているが、寝る時間を削っても毎日最低2時間はドラマを見てしまう「ドラマ廃人」。ITよりドラマや芸能界事情のほうが詳しいのではと疑われている。日経新聞「ネット時評」、BCN、夕刊フジなどに連載。著書に「韓国インターネットの技を盗め!」(アスキー刊)、「日本インターネットの収益モデルを脱がせ!」(ドナン出版)など。
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